【67日目】判断ミスから熱中症と疲労でボロボロ

2025年5月1日:ザンビア(Kacholola

昨日は疲れていたのに宿の室内の暑さが酷くて殆ど寝れず、疲れが残っている&眠たい状態で出発

今日はザンビアと隣国との国境になっている川にかかっている橋を渡るため、一度標高は下がるはず。

想定通り、街を出るとすぐに下り坂が始まった。

このまま前半は体力を温存出来ると思っていたんですが・・・

少し下るとそこからはアップダウンの繰り返し。

標高を下げる処か寧ろ登ってないか?

と思うほど登っていますw

体力温存とか言ってられないです(^◇^;)

アップダウンに加え、徐々に気温も上がってきて水分と体力を奪っていきます。

少し周囲を見渡せる場所からの眺め

恐らく向こうの山近くはモザンビークの領土

全然標高が下がらないと思いつつ走っていると、

突然、急な下り坂が始まり一気に橋の入り口まで降されました😅

出来れば緩やかに長く下らせて欲しかった。

この川がザンビアとモザンビークとの国境にもなっていて、この橋より少し南(写真でいう右側)へ行くとすぐにモザンビーク。

今回はモザンビークへは向かわないので橋を渡ったら逆側(左側)へ向かいます。

写真左側奥はモザンビーク

橋の上でもう少しゆっくり写真を撮りたかったんですが、橋が狭く前後から車が来たら迷惑になりそうなのと国境が近いため橋の先に係員とかいたら写真消せとか言われそうなのでささっと撮って橋を渡ります。

予想通り橋の出口に警察か軍のスタッフがいて少し止められて軽い質問を受けました。

橋を渡った後、少し坂を登っていくと町に入った。

この町には宿が数件あるのでここで止めることも可能。

時刻は12時手前

どうするか非常に悩みます😓

時間的にはまだまだ走りたいんですがここまでの疲労が思っていた以上なのと、気温が高く熱中症になりそうなのでこのまま走るか止めるか本当に悩む・・・

宿の向かいにある商店で休みながらこの後どうするか40分ほど考えます・・・

※休んでいる間、地元の青年がチャイナ、チャイナと何度もこっちに来て煽ってくるのに苛つくといった一幕もあった

考えた結果、時間が時間なので先へ進むことにします!

商店で水を補充して出発!!!

町の中から既に急な斜面が始まり、本当にこのまま先へ進んで大丈夫か不安になります(^◇^;)

しかも、町の出口近くに宿があり最後にもう一度停滞か進行か悩ませてくる・・・

ただ、明日この急な坂を越えて行くのも大変になるだろうから、今日はいけるとこまで行って休めば良いと心に決め先へと進みます。

想像以上の暑さと急な登りによって手持ちの水分がどんどん消費されるとともに体力も一緒に奪われていく。

相変わらずアップダウンが多い道。

アップダウンが続くと辛いのは、真っ直ぐ登れば大した斜度にならない道も一度下ったあとに登り返すから短い距離で次の頂上までの道が作られるため斜度が急にならざるを得ない。そのため、何度もアップダウンが続くと体力が物凄い勢いで奪われていきます・・・

町を出て1時間半ほど経ったところで道路脇で炭を売ってる方の小屋で休憩。

町を出て以降、只管山道を登っていますが道路脇に日陰と言ったものがなく休みたくても休めない状況が続いていたので助かりましたε-(´*)

日陰と日向で全然暑さが違う。日陰は本当に天国♪

この小屋で40分ほど寝かせて頂きました。

小屋を出て以降もアップダウンが何度も何度も続いていきます。

ある程度の町と言える大きさの場所までまだ距離があるので今日中に辿り着くのは無理かな・・・

と思いつつも、野宿できそうな場所もないのでただただ先へ

途中、手持ちの飲み物が底を尽きそうになりかなり焦ったりもしましたが運良く何度目かの登りを登り切ったところに小さな集落があり、そこで飲み物を購入出来ました!

ただ、この辺りから熱中症の症状が出てきていて体的にはかなりキツイ状況となってしまった💦

道路脇で炭を売っている方がたまにいて、何人かには体調悪いから休んでいけと声をかけてもらったりもしていました。

周りから見ても体調が悪いのが分かるくらいになっていたんですが、本人は先へ進むことで頭の中がいっぱいで落ち着いた判断が出来ず休まず進んでしまった。

そのせいでどんどん体調が悪くなってしまうんですよね(-。-;

15時半頃に上り坂の途中に炭を売る方の小屋があり、今回も小屋で休ませて頂きます。

休んでいると歩いて家に帰っている地元のご家族に声をかけて頂き少しお話しすると、今日中に到着は無理かなと思っていた町がもう5キロも無いということを教えてもらえました!

熱中症で体はボロボロですが、日が暮れる前に到着したいので頑張って進むことにします。

そして、なんとか真っ暗になる直前に目的の町に到着。(規模的には村ですが)

道路脇にある商店に飲み物を求め飛び込み、その序でにどこかテントを張れそうな場所が無いか聞いてみる。

すると、商店に来た別のお客さんがテントを張れる場所を色々探してくれだした^^

最初は向かいにある教会が候補に上がったが、最終的には村の奥にある学校の一室でテントを張らせて頂くことに!

学校の責任者にも電話で話を付けてくれ、さらには学校の警備をしている方達にも説明をしてくれましたm(_ _)m

疲れているだろうからと、学校まで自転車も運んでくれました。

色々お世話してくれて本当に助かりました!

村の中にある井戸で水の補充をしつつ、水浴びもさせて頂きました。

まさか、汗だくの体を洗えると思っていなかったです。これでスッキリした状態で寝れますd( ̄  ̄)

今日は疲労と熱中症で体のダメージが大きいため早く寝ようと思っていたんですが、途中にトイレで外に出たらこの星空。

旅の中で星空は見飽きていましたが、ここで見た星空は360°どこも星の見え方がハンパなくて宇宙の中にいるみたいな不思議な感覚でした。

チパタから首都ルサカまでの道で一番キツいエリアも後少し。

明日で急なアップダウンが連続するエリアは越えれるはず(たぶん)なので、もう暫く頑張って行こうと思います!

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