2025年5月2日:ザンビア(Kampishi)
昨日はボロボロになりながらなんとか辿り着いた村の小学校でテントを張らせて頂いた。
僕が使った建物は現在は使用されてなさそうですが、他に2つある建物は現在も使用されてそうな感じでした。
東南アジアだと日本が無駄に学校を作っていましたが、アフリカは中国が同じようなことしてるのかな?
アフリカは東南アジア同様に中国の影響が強く、企業も多く進出しているためか中国語を勉強している学生もたまに出会います。
出発直前、昨日お世話になった方がちょうど学校に来てくれたのでお礼を伝え出発。
学校は村の奥にあるので道路に向けて押していきます。
昨日、村に到着した際にお世話になった商店のご夫婦にもお礼を言いたかったんですが、道路沿いの商店はまだオープンしておらず会えなかった(-。-;
さぁ、出発!
と思っていたらトラックに乗っている青年に声をかけられ
記念撮影📸
めちゃ明るくて良い青年でした^^
ここまでアフリカを走っていて思うのが、良い人と出会った町や村は基本的にそこに住む人の多くが同様に良い人な気がします。そして、逆に面倒な人がいた場合、その村や町はそういう人が多い気がします。
なんとなくですが、住んでいるコミュニティの教育や大人達の民度が影響しているのかな???
なんて考えながら出発です!
出発するとすぐにアップダウンをがあり、その後に長くて急な上り坂へ突入
朝イチからハードな1日となります・・・
しかも朝から暑い🥵
暑さにフラフラになりながら坂を登っていると、向かいから下ってくる自転車が1台
彼はポルトガルからモザンビークを目指している途中。
彼の自転車に積まれた水を見ればこの辺りの暑さがヤバいことが一目で分かります(^◇^;)
お互いに補給ポイントの情報を交換しつつ、無事を祈って出発
少し進むと坂の途中にキャンプサイトの入り口があった。
ここにキャンプサイトがあっても流石にここまで来るのは無理だったかな😅
その後も登って行き、なんとか一旦頂上っぽいところに到着。
少し下ったところにはジップラインの施設兼カフェっぽい建物があったんですが、どうやらもう閉業してしまっているみたい。
ここからジップラインで滑っていたみたい。
少しアップダウンを走った後、一気に下って行きます。
下った先に小さな集落があり、ここで少し休憩しようと思います。
食事が出来るところがあったのでソーセージを注文し、昼食タイム🍽
思っていた倍くらいの値段で驚きましたが、何も無いエリアなので仕方ないか・・・
商店もいくつかあったので飲み物を補充して先へ。
暫く走り比較的大きな町であるRufunsaに到着
到着したのがちょうど12時頃でめちゃくちゃ暑くてさっき休憩してからまだ1時間くらいしか経っていないけど、コーラ飲みつつ休憩します。
商店の中で休ませて頂いていたらスタッフの女性が扇風機を持ってきてくれた。また熱中症になるかと思っていたので本当に有難いですm(_ _)m
強い日差しのため外に出るのが億劫でしたが、このままだと商店の中でずっと休みそうなので意を決して出発します。
Rufunsaの中には幾つかの宿があったんですがまだお昼ということもあり、このまま先へ行きます。
そうやって昨日失敗したのにね(^◇^;)
Rufunsaの町を出るところからまた登りが始まる。
暑い中の登りは本当にキツく、道路脇の木々の影も反対車線側にあるため漕いでいる間はずっと強い日差しを受けることになってしまう・・・
幾つ目かの坂の途中から自転車を漕いでられず、反対車線に行き日陰で休みながら自転車を押し進むようになった。
昨日と同様に手先の痺れや吐き気といった熱中症の症状が出て来てかなりキツイ(-。-;
なんとか坂の頂上らしきところまで来た。
頂上付近に炭を売っている方がいたので小屋で休ませてもらおうと思ったんですが、太陽がちょうど小屋の向かいに登っており小屋の周辺にほぼ日陰がない・・・
もうどこでも良いから日陰で休まないと体が限界に来ていたので、道路を挟んだ向かいに行き日陰となっている地面に寝転んで休むことに。ちょうど草が生えていてくれたので寝転んでもそんなに痛く無いので助かりました^^
寝ながら休んでいると通りすがりの方が車を止めて炭を買っていた。
正直、炭を買う人なんているのかと思っていたので実際に買う人を見て驚きました!
車に乗っていた方達はとてもフレンドリーで道路脇に寝転んでいる僕に気付くと話しかけてくれて、水まで差し入れてくれましたm(_ _)m
その後も少し休んでいたんですが炭を売っている方達が昼食に誘ってくれ、茹でたカボチャを分けてくれました♪
炭売りの方にこの後の道を教えてもらったところ、少し先の坂を登ると暫く下りが多い道になるみたい。
幸いにも日陰で休憩したことで少し熱中症の症状が和らいでいたので先を目指します。
下りが始まる手前、道路脇に目をやると何やら慰霊碑のようなものがあった。ちょっと気になって見に行くと・・・
ザンビアで支援活動をされていたJICAの隊員だったマツダさんの慰霊碑。
1978年にここで交通事故で亡くなったようです。
交通事故は僕も他人事では無いので気を引き締めていこうと思います。
進行方向の空を見ると虹が出ていた。
本来なら虹が綺麗んだなぁなんて思うところなんですが、周囲の雲の暑さからこの後に雨が降りそうで呑気に喜んでなんていられないんですよね(^◇^;)
この後も下り基調の道を走り続け日が沈み、辺りが暗くなり出している頃にShingelaの街に到着
街に到着し、ガソリンスタンドやレストラン数件にテントを張らせてもらえないか頼んだけどNG・・・
辺りはどんどん暗くなっていくのでちょっと焦っていると地元の方がこの少し先にある学校ならテントを張れると教えてくれた。
本当に大丈夫なのか不安になりつつも他に選択肢も無いので取り敢えず学校に向かい、管理人っぽい人にテントを張りたい旨を伝えると快くOKを頂いたε-(´∀`*)ホッ
テントを張って中で一息ついているところで雨が降り出してきた。
夕食を買いに街の中心へ行こうと思っていたんですが、思っていた以上に雨脚が強くもう外を出歩く気にはなれずテント内で寝ることにします。
昨日から連日の熱中症のため、体が相当疲れていたのか食欲よりも睡魔の方が強く夕食を摂っていないにもかかわらずあっさりと爆睡💤
今日頑張ったことでルサカまで残すところ約120キロ。
これなら予定より1日早くルサカに到着できるかも?
まぁ、明日の体調や天候次第なんですがね💦
取り敢えず朝には雨が止んでくれることを祈っています!