2019年5月7日:チリ(チャイテン〜Sendero Ventisquero Yelcho)
居心地の良い宿のせいで腰が重いけど、チャイテンを出発する
昨日チェックインしてきたアイスランド人の青年とも仲良くなり彼は今日も泊まるって言っていたので、僕ももう1泊すると言ってしまいそうになった。。。
キッチンも使いやすかったし
リビングもリラックスできて良かった。
ソファに座ってテレビを見ながらのんびりコーヒーを飲むのが至福だった^^
そして暖房は暖炉。
チリ南部に入ってから暖房は基本的に暖炉になった。
木を燃やすのが楽しくて、暖炉の世話をするのに最近ハマってきている。
数日は天気が晴れそうなので今のうちに進んでおかなきゃと思い、仕方なく出発する。
少しすると町の外れに
この辺りは周囲をみると火山の噴火時の土砂などによって埋まっている場所がちょくちょくある。
当時の被害が大規模だったのが少しだけど垣間見える。
この辺りは火山もだし、元々雨風がとても強い地域で住むには過酷なエリア。
そのためか、みんな助け合って生きることが根付いているのか色んな人にとても親切だと思う。
今日は日が強くて心地よい。こんな日にが続くと良いんだけど・・・
ただ、少し日陰のエリアになるととても寒い😅
なるべく日向を走りたい^^
チャイテンを出て以降は登り坂が続く。
暫く行くと小さな小さな集落があった。
アウストラル街道沿いには偶にこう言った小さな集落があるけど、こんな過酷な場所で暮らす大変さは日本で暮らす自分の想像以上なんだと思う。ただ、大変さとは逆にここで暮らすことでしか得られない体験や環境も魅力的なんだとも思う。
一旦登り坂が終わり、下り坂を下り切り次の登り坂へ。
毎回思うけど、もう一度登るなら下らせないで欲しい・・・
チャイテンを出て以降どんどん深い自然の中へ向かっている気がします。
近くに流れている川は雪や氷河が溶けて流れてきたものなのか、少し緑色が入った色になっている
近くの山をみると頂上付近には雪が積もっている。
この辺りはもう冬に入ってきていると感じさせられる。
こんな時期にアウストラル街道を移動している人は現地の人でも少ない。
1日走っていてもすれ違ったり抜かれる車は数台。
そんな中、進行方向から1台の自転車が向かってきた。
彼はウシュアイアから北上してきたフランス人サイクリスト。
彼とアウストラル街道の情報をお互い交換し、この先の小さな町とキャンプ場について彼にはWhat’s upの世界のサイクリストコミュニティに招待してもらった♫
景色が素敵で立ち止まっては写真を撮ってしまい、先に進まない・・・
アウストラル街道を走り出して今日が一番天気が良い。
毎日今日みたいに晴れて欲しいです^^
全然進行速度が上がらないまま、徐々に日暮れが迫ってきた。
さっきのフランス人サイクリストに教えてもらった町までは到達できそうにない。
テント張るのにどこか良い場所がないかなと探しながら自転車を漕いでいると、昔キャンプ場だった場所が今走っている道の外れにあったのでそちらへ。
昔のキャンプ場の建物があったのでこちらを間借りさせて頂きます。
これでもし雨が降っても大丈夫!
しかも外でテントを張るより少しは暖かい気がします!
《今日のルート》