【571日目】地球最後のフロンティア、パタゴニアの大地を走る

2019年6月5日:アルゼンチン(ペリート・モレノ〜エスタンシア・カサ・デ・ピエドラ近辺)

昨日、なんとか辿り着けた宿。

ツーリストインフォから1キロほどだったので本当に助かった。

本当はもう一泊したいところなんですが、先を急ぐので泣く泣く出発します。

町を出る前にATMへ寄り道。

昨日とは別のATMで追加でお金をゲットして行きます。

(このATMは日本や他のATMと同様にカードを取り込むタイプ)

今回はエラーもなく無事にゲット出来ました!

町をでる時に急な坂を登らされ初っ端なから疲労困憊でスタート

今日も広大な大地の中を走っていきます。

車も滅多に通らないので荒野に一人取り残されている感じがしますね。

この広大な大地を一人走っていると寂しくなってもおかしく無いかもしれませんが、自転車乗りの性か逆に気持ちが昂ってきてますw

この辺りは『最後のフロンティア』と呼ばれるパタゴニアのエリアに入っていて世界中の自転車乗りの聖地の1つでもあります。

パタゴニアはチリとアルゼンチンを跨ぐ南緯40度以下のエリアを呼びます。このエリアは未だに手付かずの自然が残っており、”産まれたままの地球”を感じれる数少ない場所になります。

詳しくwiki先生を参照してください➡️ wiki:パタゴニア

どこまでも広がる大地。

町と町との間も数100キロが普通なのでここから食料等の調整もしっかりしていく必要があります。

移動中、人と出会うことは全く無く道路脇にいる鳥の子供(保護色になっているので写真で見つけ難いですがw)やたまに道路を渡るビクーニャとしか会いません。

本当に何も無いなか、自分の呼吸や自転車の漕ぐ音、風の音しかない世界がずっと続きます。

道路脇にある柵を飛び越えるビクーニャ

たまに足が引っかかるドジな奴もいます。

パタゴニアの名物に”強風”があるんですが、これが台風並から台風以上の強烈な風が常に吹いています。

そのため、風に煽られた自転車乗りがトラックに轢かれる事故が年に数件は発生しています。

僕もパタゴニアを走るにあたり、これまで泊まった宿や出会った人達に風に気を付けるように言われてきました。

ただ、実際に体験して分かりましたが話を聞いて想像していた以上の風🌪でした。。。

パタゴニアの風について、よく言われているのが”冬の時期は風が弱い”とのことですが、「本当か?」と思ってしまう。

普通に風速20〜30m以上が常に吹いてくるんですけど(^◇^;)

冬とか季節って関係ないのでは???

と、冬は風が弱いと言っていた人達を恨みながら広大な大地のアップダウンを何度も越えていきます。

この道で困るのが、隠れてテントを張れるような場所が全然見当たらない。

どうせ、車は滅多に通らないからどこでテントを張っても良い気はしますが、それ以上に風を避けれる場所が欲しい。

辺りが真っ暗になる直前、道路の横に窪みがある場所を見つけたので、今日はそこでテントを張ることにします。

徐々に南米のゴールが見えてきたので一気に駆け抜けたいです!

(絶対、どこかで停滞すると思いますが、、、)

《今日のルート》

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