2019年7月18日:アルゼンチン(Destacamento LAGO ESCONDIDO)
昨日、お世話になった交番
朝、出発する前に挨拶^^
今日も相変わらずの寒さ、昨日から降っていた雪は小降り。
今日頑張れば温かい宿で休むことができることが救い。
出発してすぐ山を登っていく。
どんどん寒さが増すと共に周囲がガスで視界が悪くなるのと路面の雪が多くなってきた。
たまに後ろから来る車に轢かれないよう注意しながら進んでいく。
先が見えないのでどこまでこの登りが続くか分からなず、精神的に堪えます・・・
登りを終えて少し降るとそこにはスキー場があった。
寒いのも納得ですw
道路の上を通過するリフトが斬新です^^
スキー場の横を通っている際にトラブルが・・・
ペダルを漕いでいると急にペダルが空回りしてしまって自転車が進まない(゚o゚;;
自転車を降りてチェックしてみるが原因が分からない。
後輪のハブが壊れたかな?
そうなると走行不能になってしまうが、ゴール直前でヒッチハイクは嫌なので最悪押して行くけど・・・
後輪を逆回転させたり色々試していると急に空回りが直った。
今のうちに少しでも距離を稼いでおこうと再出発!
スノーモービル、良いなぁ。
これで自転車を引っ張ってくれないかな。
また登り坂
ペダルがまた空回りしだすと困るのであまりトルクをかけないよう気を付けながら登っていきます。
坂を登っている途中、犬ゾリが見えた。
犬ゾリ🐕一回乗ってみたいな。
陽が徐々に傾きだした。
一度直った後輪だけど、たまにまた空回りしだして暫くすると直ってを繰り返す。
完全に壊れてしまう前にウシュアイアに到着できることを祈るばかり。
後輪が空回りする度に立ち止まってペダルや後輪を確認していると、たまにスキー場帰りの車?の方達が乗って行くか声をかけてくれます。
とても有難いんですが、ウシュアイアまで後少しなので今日だけは自分の力で最後まで行きたい。
南米の旅も色んなことがあったな、、、
頭の中でこれまでの旅を振り返りつつウシュアイアに到着したら泣きそうなくらい感動するのかなと考えてみると、
感動よりも”やっとこの寒さに耐える日々が終わる”ことの安心感が一番だったw
そして、ゴールは突然に訪れる。
色々考えてながら進む中、コーナーを曲がるといきなり”ウシュアイア”と書かれた大きな門が見えた!
遂に南米最南端の町ウシュアイアへ到着した。
ただ、これからが辛かった・・・
この門から町の中心までまだ結構な距離がある(^◇^;)
町に着いたことで気持ちが切れてしまい中々ペダルに力が入らなかったんですが、車から”Welcome to Ushuaia”と声をかけてくれるドライバーが何人かいらっしゃりとても力になりました。
ドライバーさん達の声がけのおかげでなんとか町の中心まで行くことができた。
クローズ間際のツーリストインフォへ滑り込み、なんとか今日中にウシュアイア到着のスタンプを押してもらえました^^
ツーリストインフォで宿の情報も教えて頂いてウシュアイアで滞在する宿も見つかった。
スキー場から帰るバスで自転車に乗っている僕を見かけたらしく、僕が宿にチェックインすると”走っているところ見たよ!”と驚いていたw
そして、南米旅のゴールを皆で祝ってくれました^^
この後はユーラシア大陸に戻ろうと思うんですが、
ウシュアイアで少し休みながら今後のルート等を再検討していこうと思います。
あぁ、これで毎日寒さに耐える日々から脱却できます。暖房最高♫
《今日のルート》