【601日目】アルゼンチンからチリへ再入国

2019年7月5日:アルゼンチン(リオ・ガジェゴス

気づけば旅に出て600日を越えている。

本来の予定だったら既にゴールしている予定なんですが、まだヨーロッパが丸ごと残っている状況。

いつ旅が終わるのやら(^^;;

天気予報を何度確認してもずっと気温が低い日が続くので意を決して出発します。

この日は朝、太陽が出てくれているので体感としては少し暖かく感じる。

太陽を背に走るのもあと数日。

ウシュアイアに到着してしまえばユーラシア大陸に戻ってポルトガルを目指すので西へ向かって走るため、太陽を背にすることはないだろうな。

変わらない景色のなか今日も一人漕いで行きます。

海が近い且つこの辺りは大きな山が無いためなのか、エル・カラファテ近くを走行していた時より断然温かく感じる。

温かいだけでとても走りやすく気持ちにも余裕が生まれる♪

道路脇には雪が残っていて気温自体は低く、肌を指すような寒さはあるんですが後ろから感じる太陽の陽が体を暖めてくれます。

ウシュアイアまであと数日、毎日こんな天気になって欲しい。

ウシュアイアまで約500キロ

徐々にゴールの現実味が湧いてきます。

そして、看板の一番上に書いてあるのが国境。

今、アルゼンチンを走っていてゴールのウシュアイアもアルゼンチンなんですが、チリとアルゼンチンの南部の国境の形が少し歪なためウシュアイアに向かう道中に一度チリへ再入国が必要になってきます。

おそらくチリを再度1日半から2日ほど走ることになるため、以前チリを出国する際に少しチリのお金も残しておきました。お金なくて補給出来なかったら困りますからね^^;

暫く走るとイミグレーションが見えてきました。

普通に並んでたら、スタッフの方が僕のパスポートを持って行き代わりにスタンプを押してきてくれることになり、スタッフが戻ってくるまでの間は他のスタッフの方にスタッフルームに案内されてコーヒーやパンを頂いた☕️🍞

有り難やm(_ _)m

スタッフの方がパスポートを持ってきてくれて少し驚いたのが、アルゼンチンの出国のスタンプが押されていない。

不安になってスタッフに確認すると、この先アルゼンチンにどうせ入国するからこれで良いみたい。

スタンプの履歴を普通に追うと若干変なことになるけど、(アルゼンチンを出国しないでチリに入国&出国することになってる)問題ないということなので信じて先へ行こう。

イミグレを抜けて暫く行くと十字路があるここを曲がって海の方へ向かう。

そこから船に乗ってウシュアイアのあるフエゴ島へ渡ります。

今日中にフエゴ島へ渡りたかったけど、時計はすでに3時を回っている。

日が沈みだしているので港まで行って野宿orフエゴ島で野宿になるかな?

フエゴ島の環境が分からないので、やるとしたら港で野宿の方が安全かな。

と、今日の寝床を考えながら今日のラストスパート。

日陰は本当に寒い。

さっきまで日の当たっていた場所は温かったのに日陰になってから一気に気温が落ちてきた。

早く日の当たる場所へ出たい。

港までまだ距離はあるので暗いなか走ることも覚悟していたら、道路脇に風よけに最高な建物があった!

確認してみると、どうやらバス停のようだ。

この辺りは風や寒さが厳しいからかバス停がシェルターのようになっている。

今の僕にとっては最高のテント場です^^

風を避けれるだけでなく中は結構温かい👍

港まで行くのは止めて今日はここに泊まらせて頂くことにします。

最高のテント場を見つけれることが出来て良かった♪

フエゴ島も同じようなバス停があってくれると最高なんですがね。

《今日のルート》

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