【580日目】何も無い荒野で走行不能に・・・

2019年6月14日:アルゼンチン(エスタンシア・ラ・ルシア〜トレス・ラゴス)

昨日、途中で走行不能になり道路脇で野宿

夜中に何回かダンプカーみたいな大きな工事で使われるような車が通り過ぎた。

運転しているおっちゃんに声をかけられた。

おっちゃんには”大丈夫!”と伝えたけど、こんなところで野宿していたら気になるわな(^◇^;)

おっちゃんは雪で立ち往生した車から連絡を受け、おっちゃんの大きな車で動けなくなった車を引っぱって助けに行ってるらしく。今夜は頻繁に連絡が来てて忙しいそうだ^^;

朝起きて外に出ると雪は降っていないけど寒さは相変わらずで、外に出していたバッグやテントには霜が降りていた。

昨日と打って変わって天気はとても良さそう♫

気持ち良く漕いで行こうとペダルを回した瞬間

”バギっ”という音が後輪付近から聞こえ、ペダルが急に空回りし始めた・・・

確認してみると、リアディレイラーのプーリーが折れている(゚ω゚)

これじゃ、自転車を漕ぐことが出来ない。

この先の町まで約30キロ、食料は2日分くらいは持っている。

とりあえず、のんびり押して行こう!

自転車を押すこと約10分

偶然、近くの牧場から自宅に帰るのに通りかかった車に拾われ、30キロ先の町の外れにあるガソリンスタンドまで連れてきてもらった^^

修理のためにガソリンスタンドの工具を使っても良いと行ってくれたんですが、プーリーが折れているので基本的にはディレイラーの交換を行う以外方法がない(-。-;

一旦、ガソリンスタンドから2キロほど行ったところにあるトレス・ラゴスという町まで自転車を押して行きます。

町に到着したあと、警察署で自転車屋の有無を聞くとこの町には自転車屋は無くてエルチャルテンかエルカラファテい行かないと無いとのこと。

どっちもここから余裕で100キロ以上離れている。

警察の方がバス会社にも連絡してくれたんですが、昨日の雪で暫くこのルートの運行は見送られているそうだ(゚o゚;;

さて、本当にどうしよう・・・

と考え込んでいたら

警察官の一人が「明後日の朝に途中まで車で乗せて行くよ」と言ってくれたのでご厚意に甘え、明日1日のんびりして明後日車に乗せてもらうことにします!

《今日のルート》

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