【829日目】ユーラシア大陸最西端、ロカ岬へ

2020年2月19日:ポルトガル(Atalaiaの町入り口

少し早めに起床しテントを撤収。

出発の準備を終えた後は少しゆっくりしてからの出発。

残りの距離を考えるとゆっくり行っても今日中にロカ岬へ到着出来そうです♫

出発してすぐにモンチジョという町に到着。

ここからリスボンまで船で渡ります。大都市の周辺は交通量が多いのであまり走りたく無いんですよね^^;

船に乗るまで時間があったのでスーパーで食料などの補充を済ませてから乗船🚢

今回乗る船が到着!

僕以外、自転車と一緒に乗船する人がいない。事前にスタッフには聞いているけど、ちょっと不安になります…

結果としては問題なく船の空いているスペースに適当に止めさせてくれましたε-(´*)

30分ほどの短い船旅であっという間にリスボン到着!

ここからロカ岬まで約30キロ

この旅もあと2時間ほどでゴールかぁ

大航海時代を思わせるオブジェ

大航海時代の偉人であるマゼランやヴァスコ・ダ・ガマなどが石像として彫られています。

男達はグランドラインを目指し、夢を追い続ける

世はまさに大海賊時代・・・

”ありったけの夢をかき集め〜”

俺のワンピース見つかるかなドコ(゚Д゚;≡;゚Д゚)ドコ

海沿いを走りながらロカ岬を目指します。

走っていると、リスボンにある世界遺産の1つでもある「リベンの塔」があった。

16世紀に建てられた船の行き来を監視するための要塞。

単なる要塞でなくマヌエル様式の綺麗な装飾が施されています。

リスボン中心とロカ岬の真ん中くらいにマクドナルドがあったので、昼食をかねて休憩🍔

ロカ岬までちょっとキツイ登りが数箇所ほどあるので体力を回復しておきます!

向こうに見える先っちょがロカ岬かな?

幾度目かの登り。

思っていた以上にロカ岬までの道が険しかったので昨日のうちに距離を稼いでいて正解でした^^

登り坂の途中でベトナム系スウェーデン人サイクリストと出会い、お互いロカ岬を目指しているので一緒に向かいます。

一緒にと言ってもペースはお互い自由、この後どうせロカ岬で再会できますからね♫

遂にロカ岬が見えてきました!!!

長かった旅のゴールまで後少し。

感動するかなと思っていたけど、”あと1日でゴールかぁ”と思っていた昨日の方が今日より感動していました^^;

昨日の走行中に今までの旅を思い出して色々思い耽り過ぎたせいで今日はあっさりしていますw

そして遂にその時が・・・

ロカ岬の公園に入り、有名なモニュメント前へ向かいます。

モニュメントに刻まれている『ここに地果て、海始まる』が心に響きます。

当初1年半の予定だった旅が2年以上に延びてしまい、何度かルート変更をする中でロカ岬は目指すのを止めようかとも考えたことがありました。

でも、こうやって辿り着けた今。やっぱり来て良かったなぁと心から言えます!

もう少しゴールに浸りたいとこなんですが、日が沈むまでそこまで時間が無いのでサクッとロカ岬を散策。

公園内にあるお店で栄養補給&細やかなお祝い🎉🥤🍦

ロカ岬内ではキャンプ禁止なので、ロカ岬を見ることができる向かいの高台でキャンプ🏕

一緒に来たスウェーデン人の彼がこの場所を事前に調べていたみたいで案内してもらいました👍

大西洋を眺めながら日が沈んでいく時間をゆっくりと過ごします。

そして、ゴール記念に夕飯は少し頑張ります٩( ‘ω’ )و

船に乗る前にスーパーで買い込んだ肉や野菜(ロカ岬の近くにスーパーは無い)と、

以前、出会った旅人からもらっていた日本のカレールーを使い

今日の晩御飯はカレーライス🍛

今まで多くの旅人がここでキャンプしたと思うけど、態々カレーを作った人は居ないだろうw

カレーを食べながら星空やロカ岬の灯台の灯りを眺める。

とても贅沢なご飯タイム♫

ここまで来た達成感はあるけど、

思っていた以上にあっさりしている自分がいます。

終わってみるとこんなもんなんですかねぇ…

明日はリスボンの町に戻り、航空券の手配をしつつ数日はゆっくりしようかと思います。

《今日のルート》

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