2025年4月17日:マラウイ(コタコタ)
宿の朝食を食べて出発
コタコタの町の出口付近から道路は壊滅的に(^◇^;)
悪路に四苦八苦しながら漕いでいると進行方向から明らかに旅人の自転車がこちらに向かってくる。
お互い自転車のペースを緩め道路脇で挨拶^^
彼はケープタウンから北上しているイタリア人サイクリスト
彼の自転車装備は流行りのバイクパッキング
荷物も少なめなのでこのくらいの悪路でも問題なく走れるそうです(羨ましい…)
こちらは少しのギャップでも辛いのに^^;
お互いの走ってきた道の情報を交換と旅の無事を祈ってお別れ。
アフリカではもっと自転車旅をしている人と出会うかと思っていたんですがこれまで全然出会うことが無く彼が第一自転車旅人でした^^/
他の自転車旅をしている人と出会ったことで気持ち的に元気になり、少しペースアップ♫
そして、昨日から感じていたんですがどうやらこの辺りの道路工事は集落や街の外が対象なのか集落などに入ると普通のアスファルトになります。
昼頃に到着した町のガソリンスタンドで休憩
タンザニアからお世話になっているPuma
併設されている食堂になんとアイスがあったので嬉しいアイス休憩🍦
一瞬アイスで元気になりましたが、そんなのを吹き飛ばすくらい工事中の道が延々と続きます。
写真では分かり難いですが意外とボコボコしていて自転車が上下に弾んでスピードが出ません…
全然ペースが上がらずイライラしていると検問に差し掛かりました。
自転車は検問対象外でしたが、道路脇の日陰にある長椅子が見えたので勝手に検問でストップ
警察職員と一緒に椅子で休憩しますw
警察職員は小遣い稼ぎのためか自前のクーラーボックスに水やジュースを入れ、ここを通過するドライバー達に売っていました。
まぁ、そのおかげで僕も水分補給が出来たんですがね^^
警察の方達に話を聞くと、基本マラウイはどこでテント泊しても安全だけどこの辺りやこの先では止めた方が良いとのこと。
「マラウイの中ではこの辺り(コタコタ〜サリマ)に住んでいる人はあまり良くないから盗まれたり何かされるかも」らしい。
まぁ、少し大袈裟に言っている気もしますが僕も出来ればこの先の大きな町であるサリマまで辿り着きたい。
ただ、この道の状況だと今日中に到着できる自信が全く持てません(-。-;
警察の方達から道路脇にある警察の建物に泊まっても良いと提案をして頂いたんですが、この先どこまで工事中か分からない以上、少しでも先へ進んで距離を稼いでおきたいので先へ向かうことにします。
検問から10キロほどで久しぶりに綺麗なアスファルトが!
アスファルトになると一気にペースが上がり時速20キロ以上の普段のペースに。
これまでの遅れを取り戻すかのようにペースを上げていきます!
このままサリマまで!
と思っていると直ぐにまた工事中の道に・・・
やはりマラウイの道に期待はしちゃいけない。
その後も少しだけアスファルトの道になることはあるけど基本的に工事中の道を走ることに。
工事中の道でイラつくのが、下水管の工事のためか道路から横に迂回をさせられることが数十回以上あり、その度に小さなアップダウンをさせられ体力を奪われていきます。
それでもサリマまで20キロほどのところから路面がアスファルトになり、やっと今度はこのままサリマまで続いていきそうです。
ペースを上げていけばギリギリ日没くらいにサリマに着けそうなので飛ばしていきます。
殆ど写真も取らずに必死に漕ぎ続けました。
そして、なんとかサリマに到着
サリマの中心からは10キロくらい離れていますが、リロングウェに行くにはサリマの中心は逆方向になってしまうため明日のことを考えるとサリマの中心まで行かずこの近辺で宿を取りたい。
一番近い場所の宿はめちゃくちゃ高い値段を言われたので断り、もう少し先にある宿にチェックイン。
結果的に値段は一緒だったんですがエアコンが付いていたのでこちらにしました。(2件目に着いた時にもう真っ暗になってしまって他の宿を探しにいけなかったですしね)
夕食も宿の食堂でお願いしました。
いつもと殆ど一緒なんですが野菜炒めが美味しかったので、肉よりも野菜を多めにして欲しかった。
で、この後なんですがマラウイで田舎の宿に泊まると停電などの対策なのか18時や19時くらいからじゃないと電気を使えないことがあり、この宿も同様なのかエアコンは21時以降からと言われた。
一応言われた通り21時以降にエアコンを点けたんですが、点いたり消えたりの繰り返し。
どうやら電圧が足りないのかな?
そんなことを思っていたらスタッフの女の子が来て、「今日はエアコンを使えない。代わりにこれを使って!」と大きな扇風機を持ってきた。
扇風機を使って寝ようとすると22時くらいに停電(この宿だけ)になり、扇風機も使えない・・・
部屋の中は暑くて扇風機無しでは寝れない(-。-;
仕方なく宿に庭にテントを張って就寝することに。
なんのために宿代払ったんだろうか。
1時頃に目を覚ますと、停電が終わり電気が使えるようになっていました。
テントから出て部屋に戻り扇風機が動くことを確認してベッド再度寝ることに。
まぁ、結果的に寝れたから良いんですがもう少しどうにかならんもんですかね?
首都リロングウェまでもう少し。
首都では旨いものをたらふく食べてやります!