【556日目】寒さは増すけど、人の暖かさをより強く感じるセロカスティージョまでの道

2019年5月21日:チリ(どこかのバス停〜セロカスティージョ)

昨日は道路沿いにあるバス停でテント泊。

たまに通る車が少し気になったけど、思ったより熟睡できました^^

昨日から寒さを強く感じていますが、朝起きてバス停周りや自転車を見ると霜が降りている…

そりゃ寒いわな(^◇^;)

朝はどんより曇り空。

気分は乗らないけどじっとしてても寒いだけなので出発します。

昨日は登り坂の途中で止めたので、今日も引き続き登りが続きます。

徐々に周りの景色に雪が増えていき体感でも寒さが増してきてます。

道の脇にも雪が増えてきました。

雪の無いところを走るようにしていますが、車道が普段より狭くなるので後ろから車が来た時にちょっと怖い。

みんな反対車線に出て抜いてくれるので大丈夫ではあるんですが^^;

どんどん寒さが増していく中、大きな湖に到着。

この湖の湖畔にはハイシーズンは多くの旅人で賑わう有名なキャンプ場があります。

この時期はクローズしているのは当然なんですが、記念に見に行ってきました。

キャンプ場の先には滝があるんですが、見事に凍っていました❄️

もう寒さに耐えれなくなってきています。。。

先に進んで少しでも標高を下げるなり今より暖かい場所を目指します。

それでも全然暖かくなる気配がなく、寧ろどんどん寒なっています。

途中、よく分かりませんが少し大きめの広場が道路横にあったので少し休憩に寄りました。

コヤイケから訪れていた親子と出会い、コーヒーを淹れてもらいパンやお菓子を頂いた。

娘さんと雪合戦☃️

寒さに凍えていましが、お二人にとても癒されました^^

お二人と別れ、先を目指します。

うーん、この先どこまで行けば少しくらい気温が上がるかな・・・

というか上がる可能性がそもそもあるのか?

日が沈むころ、なんとか雪のエリアを抜け出しました!

ここからは少し標高が下がる且つ少しは日が当たっている場所になるので気温は今より上がるはずです。

少し先に見えるのはセロカスティージョという山。

スペイン語でセロは「峰」、カスティージョは「城」を意味しています。

見た目がカッコ良い山で好きなんですよね。

タイミング合えば登りたかったですが、さすがにこの時期に登るには装備が足りないので諦めます。

セロカスティージョを横目に一気に下っていきます。

日が完全に沈むまでに少しでも下へ向かいます。

(ただ、下り坂を勢いよく降っているととても冷たい向かい風を受けるのでめちゃくちゃ凍えながら漕いでいます(T_T))

日が沈みきる直前に麓にあるセロカスティージョ(山と同じ名前)の町に到着。

下り坂で完全に凍えていたので出来れば宿に泊まりたい。

数件、宿に行ってみたけど満室だったり営業していなかったりと宿が全滅orz

町の人に相談したら町の奥にあるキャンプ場を紹介してくれ、一緒にキャンプ場まで行ったんですが今の時期は営業していなかった。それでも経営者の方と色々話してくれたんですが結局ダメだった😂

仕方なく商店で食料を補充して町外れでテント泊をしようと思っていたら、

商店で買い物をしていた男性に声をかけられ、自宅に招待して頂いたm(_ _)m

彼(マリオ)はブルーワリーを経営していて、ワークアウェイ(何か作業を手伝うことで無料で泊めてもらう)で旅人を受け入れています。

この時もカップルの旅人を受け入れていて、寝床だけでなく夕飯も一緒にお邪魔させて頂いた。

(自作のビールも数種類頂いた🍻)

マリオ達と色々話している時に恥ずかしかったのは、

昨日の夜、マリオ達はコヤイケから車で帰宅する際にバス停でテントを張っている僕を見かけて、”大丈夫かな?”と心配していたらしい。

そして、偶然、今日商店で再度見かけて声をかけてくれたんだそうです^^;

もう1つ驚いたのは

以前、ラフンタで少しお世話になった日本人の方とマリオは友人らしく、昨日ここに泊まりに来ていたようです。少し早くコヤイケを出発していたらここで再開していかたもですw

この辺りは街や人同士の付き合いが狭いとは思いますが、こんなに簡単に共有の知り合いがいることに驚きました。

《今日のルート》

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