【572日目】強風の中、ただただパタゴニアの大地を進む日

2019年6月6日:アルゼンチン(エスタンシア・カサ・デ・ピエドラ近辺〜バホ・カラコレス)

昨日は道路横の窪みでテント泊

夜間に数台の車が通ったのは分かったけど、ほぼ車は居なかったので音も気にならずゆっくり寝ることが出来た。

ただ、朝起きて外に出ると寒い。

分かっていたことではあるけど、想像以上に寒い。

どれくらい寒いかというと、テントのポールが凍っていてテントを片付けるのに大変苦労したくらい。

ポールが凍っているとポールをなかなか外せないっていうのもあるけど、それ以上にポールを持つ手が冷たくて辛い😭

手袋をつけて片付けをすると滑って効率が悪いので素手で行うんですけど、本当にキツかった(>_<)

朝から辛いことがありましたが、今日も自転車を頑張って漕いで行きます。

今日も相変わらず強風のなかを進んで行きます。

昨日と同じく周りに何も無い、人にも会わないので黙々とペダルを漕ぐのみ。

強風に加えてアップダウンも多くて徐々に体力を奪われていく。

唯一の救いは、見渡す限り何もない広大な大地から”旅”をしているなぁという感覚を得ることが出来ていてモチベーションが下がっていないこと。

一人で旅をしていると自転車を漕ぎながら自問自答する時間が多々あるけど、この時間が好きなのでつくづく自分は自転車一人旅に向いている気がします。

コーナーを曲がると風向きが変わり、向かい風じゃなくなった時にテンションがあがり、次のコーナーを曲がったら再度向かい風になって気持ちが落ちる。

というのを何度も繰り返す1日。

さて、昨日のテント泊時の寒さを考えると今日は出来れば宿に泊まりたい。

けど、宿がありそうな気配が全く無い・・・

日が沈み出した頃、宿に泊まるのを諦めていたら集落に着いた。

看板にも宿のマークがあるので営業していることに期待!

集落にあるガソリンスタンドに宿が併設されていて、無事に宿ゲット。

食事が出来るところがあるか宿のおっちゃんに聞くと、ここで食べれると言うことなのでこちらで頂くことにします。

食事の際におっちゃんにこの先の道などについて聞くと、

この辺は町と町との間が長いため、こういった小さい集落(ガソリンスタンド、宿、商店がある)が1つくらいはあるようです。

あと1つ不安な情報も言っていた。。。

例年だと、そろそろ雪が降ってきてこの先の道ではバスが運行を止めて、一般車は自己責任で走るらしく。

立ち往生する車が救助(レッカー車)を頼むことが多いから気をつけるようにとのこと・・・

タダでさえ寒さと風で不安しかないのに、とりあえず急いで南下していくしかないな。

《今日のルート》

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