【607日〜611日目】ウシュアイア手前にある自転車乗りを泊めてくれるパン屋

2019年7月11日〜15日:アルゼンチン(リオ・グランデ

ウシュアイアの手前最後の大きな町であるリオ・グランデ。

ただ、特に目的の無い町でもあるので早々に出発したい。

と思っていたが朝起きて出発しようとすると雨が降っていたり、天気が悪くとても寒く空も曇っていたりとずるずると滞在してしまい5日が経っていた・・・

途中から連泊割引で宿代が安くなったのでそれも連泊の背中を押してしまった^^;

滞在中特になにもすることがなく町中を少し歩いてカフェに行くくらいしか行動していなかった。

辺境の地に近いせいか値段とクオリティのコスパを考えると徐々に下がってきている気がする。

何店か訪れたがちょっといまいち。

なのに何泊もしてしまっているがw

物資の関係なのかどのお店もちと高めなんですよね。。。

どうでも良いことですが、エル・カラファテ辺りから結構ハマってるパスタの麺があります。

他のパスタより高いこちらの生パスタ。

たまにスーパーで見かけると購入するんですが他のパスタより硬さや味が好み。(伸びやすいので注意が必要)

そんなこんなでやっと出発します。

さすがにこれ以上の停滞はマズいと思い天気が悪かろうが出発することにしましたw

今日も相変わらず天気が悪い。

この時期はずっとこんな天気なのではと思ってきた。

海沿いは気温が低いと言ってもまだマシな方

この後、少し内陸に入って行くのでそこの辺りからもっと寒くなると思うので覚悟して進む。

天気も悪いし、この辺りの景色も荒廃してて重々しい雰囲気がある

そのため、気持ちは常にどんよりしている

そして、内陸に入ってく行くとアップダウンの連続があり、途中から強い雨が降ってきた。

雨のせいで寒さがより増す中、先へ進む。

雨でなければ疲れたら途中でテント泊も考えていたけど、この寒さの中では宿に逃げこみたい。

と言うことでリオ・グランデから約100キロ離れている村トルウィンを目指す。

アップダウン等でペースの上がらない現状だと到着は17時くらいになりそうなので、村に着く前に陽は沈み暗い中走ることになることは確実なので覚悟はしておく。

結局、村に着く10キロ前程から陽は沈み暗い中ゆっくり自転車を進めて村を目指し、17時半過ぎになんとか村に入った。

トルウィンはとても小さな村だけど世界中の自転車乗りには有名な村でもある。

それは村にあるパン屋さんが自転車乗りを無料で泊めてくれるのだ。

僕も以前から知っていたが走るペースによってはこの村はスルーするかもと思っていたが、雨によって泊まることになったのである意味、今日の雨には感謝かも。

真っ暗な中、町の分かり難い地図(失礼)を見て目的のパン屋へ。

店内に行きスタッフに声をかけるとオーナーの奥さんが泊まれる部屋に案内してくれた。

今まで数多くの自転車乗りが泊まったパン屋に自分も居ると思うと少し気持ちが上がってくきます。

翌日撮ったお店の写真

これが自転車乗りを泊めてくれるパン屋La Union

残念なことに僕が泊まった1年後くらいに火事で消失。。。

ただ、その後新しくお店を立て直したみたいなのでホッとしています^^

店内には今まで泊まった自転車乗りの写真が沢山飾られている。

一応、パン屋ではあるけどたくさんのチョコも売っているお店です。

これが今回泊めて頂いた部屋

ウシュアイアまで残すこと約120キロくらいかな?

遂に頑張れば1日で到着できそうな距離まで来た。

長かった南米の旅もあとほんの少しで終わると思うと感慨深いです^^

《今日のルート》

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