2018年12月29日:ペルー(リマ)
ついにこの日が来てしまった・・・
リマに到着してからちんたらしていましたが、いよいよ自転車旅を再開します!
出発の時は有難いことに宿の皆に見送って頂きました^^
桜子には2週間ちょっとの滞在でしたが、色んな出来事がありもっとももっと長い期間滞在していたような気がします。
一人で旅をしている僕には皆で食卓を囲むのが新鮮でしたし、
誕生日パーティーを開いて頂いたり、
クリスマスパーティーも楽しかった♫
ベッドルームに鳩が迷い込み捕獲するハプニングもあったな(笑)
1年以上も旅を続けてきて、この後もさらに1年近くは旅を続けることになると思いますが、
桜子での生活はこの旅全体の中でもとても大事な思い出になるのは間違いないです。
宿で出会った皆とまた何処かで再開出来るよう安全に旅を続けて行きたいですね♫
桜子を出発したあと、これから当面の目標は地上絵で有名なナスカなんですが、
ここで問題なのが、”リマ近辺の治安が非常に悪いこと”なんです^^;
桜子のオーナーのナツキさんに今後のルートを相談したんですが、、、
リマから暫く先の町までギャングがいるから絶対に町に行かないように!
高速を走ってマラまでは寄らないようにしないと危ない!
と、教えて頂いたのでマラまで高速道路を走っていくことにします。
ちょうど、桜子の近くから高速に入れるので助かります(^-^)
自転車で高速道路を走って良いのかというとペルーでは日本と同じくNGです😅
ただ、命がかかっているということもあるので、走っていきます。
※日本と違って海外はこういう所はあまり厳しく無く結構スルーしてくれる国は多いです。
ただ、危ないことには変わりないので自己責任!
今まで中国やベトナム、イランなど色んな国で高速道路を走ってきましたが(気付かずいつの間にか走っていた時もある)、やはりメンタル的に堪えるのでリマの中心エリアにいる間に一回退避して休憩。
高速道路で怖いのが、合流や一般道路へ降りる道がある時なんですよね…
こちらは真っ直ぐ進みたいんですが、後ろから速い車がくるので轢かれる可能性出てきます💦
車の通りが少ない時はまだ良いんですが、ひっきりなしに車がくる時は車が減るタイミングまで待たないといけません。
ちょっと休憩をしていたら、日系のおじ様に声をかけて頂いたんですが、
”治安が悪いから本当に気をつけて!”
と、どんだけこの辺は治安が悪いのだろうか・・・
休憩後、
再度、頑張って高速道路を走って行きます🚴
リマ市内の小さい町に入る度にちょっとしたゲートがあるんですが、
やはり自転車で高速道路を走っていると注意されます(^◇^;)
『毎回、次の出口で出るからお願い(>人<;)』
ってお願いして通してもらいます。
本当、こういう少し緩いところに助けられます。日本だと絶対無理ですからね。(そもそも日本だとこんなに治安の悪いところが無いけど)
色々な国の高速道路を走っていて毎回困るのが水分や食糧の補給です。
一般道路みたいにお店に簡単に行けないですからね。
今回は高速道路脇にガソリンスタンドがあって助かりました。
旅中、自転車で走っている時の補給はコーラ率が高いですが、
ペルー走行中はほぼ100%でインカコーラで補給します。
1.5Lをがぶ飲み。
暑いので1日1本は飲みますw
糖尿病大丈夫かな・・・
たまに道路脇にガードレールが出てくると、自転車を立てかけて休憩。
リマの中心エリアを抜けてからアップダウンが多く、久しぶりに自転車を漕ぐ僕の体力がどんどん削られていきます。
また、次の町に入るのかゲートが見えてきました。
また、注意されるのか・・・
ちょど良いタイミングでバスがゲートに入ってきたのでバスの横の死角を走って行きます。
夕暮れ近くになると道路から見える景色が変わってきました。
今までは見えなかった海がすぐ近くに見えます。
こうやって目に見える変化は自転車を漕ぐという単調な動きをしている時にはとても良いアクセントになります♫
なつきさんに言われたギャングのエリアは無事に越え、マラという町まで後少し。
マラの町に入るところで高速道路から降り、一般道路へ。
町に入って直ぐのところに宿兼CHIFAレストランのお店があり、
疲れていたこともあり他の宿を探すことはしないで即チェックイン。
1Fがレストラン、2Fが宿になっているんですが、ご飯屋を探す必要も無いし直ぐに食べに行けるので助かりました。
自転車旅再開初日、久しぶりに乗るとやっぱり疲れが溜まり体がバキバキになります。
数日後にはアンデス山脈に入っていくので、それまでに体が慣れるか不安だな💦
《今日のルート》