【427日目】ペルー自転車旅14日目:雲の中を走り抜けて

2019年1月11日:ペルー(Abancay)

昨日はアバンカイというクスコ前にある最後の大きな町に滞在。

朝、起きて延泊するか非常に悩む…

この宿、とても居心地が良いんです。お母さんがとてもホスピタリティに溢れていたり、宿の近所のお店の人もとても親切で明るい。

朝食はつけて無かったんですが、お母さんが少し食べて行きなとパンとコーヒーをサービスしてくれました^^

宿の看板猫🐈

何度も写真を撮ろうとしたけど、いつも逃げるから中々撮らせてくれない(^◇^;)

悩みに悩んだ結果、出発して先を目指すことにします(ノ◇≦。) 

うーん、日程に余裕があれば数日はのんびりしたい宿と町だったなぁ。

宿を出て町を出ようとするんですが、山の中腹にあるこの町から出ようとすると山の頂上を越えていくことになるので昨日に続きまた急な坂を登って行きます。

この町の中の坂がナスカ〜クスコ間の中で一番急な坂でした(‐∀‐;;

町から出ると傾斜は少しだけ緩くなってくれたので、漕ぐのが少しだけ楽になりました。

坂を登っていると向かいから一台の自転車が下ってくるのが目に入りました。

こちらが必死に漕いでいるのに気付いてこちら側に来てくれました^^

彼は僕が目指しいているアメリカ大陸最南端の町ウシュアイアから北上してきたそうです。

お互いこの先の情報を交換。

久しぶりに同じ自転車旅の方と会ったのでとても気持ちが昂りました^^

あれ?もしかして南米に入ってから自転車旅をしている人と会ったの初めてかも!

暫くすると、また一人自転車海乗りの方が下ってきた。

彼は先に会った男性と一緒に旅をしていて、二人ともドイツ人。

出会う旅人のドイツ、フランスの割合が異常に高い気がする(・ω・)ノ

その後も、必死に登っていくんですが、

途中、雲の中を走り抜けることになったんですが、恐らく人生で初めて雲の中を走りました!

普通の雲だったら特に問題なかったんですが、

雷の光や音がすぐ側で光ったり鳴っていてとても怖い(||゜Д゜)ひぃぃぃ

旅の中でかなり久しぶりに本気で恐怖を覚えました。

雷の恐怖の中、必死に雲の中を走り抜けホッとしたところで休憩ε=( ̄o ̄;A)フゥ

走り抜けてきた雲が見えますが、雲を下にみながら走る機会なんて早々ないのでレアな体験ができて少し嬉しい^^

アバンカイの町を出てから続いていた登りがやっと終わった♫

ここからは暫く下っていきます。

中を抜けてきた雲が直ぐ下に見える景色っていう今までに無い経験が出来てなんとも言えない気持ちです^^

下っている途中、強いスコールに会いました。

どこにも雨宿りが出来ない場所で降られた時は、本当にどうしようもない…

只々、雨から逃げるように下っていきました。

標高が低くなってくると雨を弱まり、ちょうど雨を降らしていない雲のポイントに入ることができました。

(写真で分かると思いますが、少し明るい雲以外のところに行くと雨が降っています)

かなり下ってきたところで向かいに町が見えました。

あそこまで行ったら宿を探して休みたい!

今日の最後の力を振り絞って漕いで行きます。

よし着いた!

と思ったんですが、下りがまだまだ続きそうなので欲張ってもう少し先まで行ってみることにします!

(道路脇に宿っぽいものが見えなかったし、ここはもう少しだけ距離を稼いじゃいます。)

町を出てもまだ下りが続いて行きます。

町にあった看板にはこの先10キロくらい行ったところに次の町があるようなのでそこまで下りが続くことを願って行きます。

(登りがあったら体力的に積みですw)

下っていったところに町があり、宿も道路脇に何件か見えたので即決!

夕食を食べに行きます^^

前菜としていつものヌードルスープ

そして、メインはチャーハンと野菜炒めのミックスのはずが、こちらにも麺が入っている^^;

どんだけ炭水化物取るんだろw

今は毎日自転車で運動しているから良いけど、これは何も運動してなかったらあっという間にメタボっちゃいそう^^;

宿の前にスイーツのお店があったのでデザートを幾つか買ってみました。

食後のデザートにチョコ🍫

残りは明日の朝や行動食として食べます♫

《今日のルート》

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