【422日目】ペルー自転車旅9日目:アンデス初の下りと久しぶりの町

2019年1月6日:ペルー(Canllapampaの先)

昨日は道路から少し離れた窪みで野宿。

道路手前に大きな溝があるので、自転車に荷物を乗せたままだと溝を登れなくて自転車と荷物を個別に運んでいきます。。。

結局、30分ほどかけてここから道路まで自転車と荷物を運んでスタート(^◇^;)

昨日の夕方は風が強くて全然進めなかったんですが、今朝は少し風が弱くなっていてホッとしました。

何日間もずっと坂を登り続けていますが、景色が少しづつ変わるので気持ちとしては新鮮なままでいられるのが救いです。

あと、自転車を押さないと進めないような急坂がほぼ無く、立ち漕ぎなどで頑張ればなんとか漕げる斜度なのも救いですね!

この楽しめるギリギリの斜度で道路を作った設計者が凄いw

この広大な自然の中、風の音しかしない。

自転車旅だからこその贅沢な時間です。

久しぶりに看板がありました。

もう少し先にいくと下り坂になるようです。

ただ、暫く進んでも一向に下り坂になる気配がない・・・

下りはまだなのか・・・

と思っていたらいきなり景色が一変しました。

さっきまでと違って急に山々を見渡せる場所へ。

ここから一気に1000m以上下っていきます。

一旦、下り終わるところに検問がありましたが、特に何も無くそのまま下りの勢いで抜けていきます。

アンデス山脈を走り出して初めての本格的な下りを終え、少し登り返します。

たまに昔使っていた建物の跡とかを見ることがあるんですが、インカ時代のものとか残っているのかなぁなんて浪漫を感じますw

暫く登り返しを走っていくと遠くに町が見えてきました。

ここからもう一度下ってからあの町までまた登るようです・・・

途中、道で牛とすれ違いました🐃

人とは会いませんが、動物とはやたら出会う。

また下っていきます。

下った一番下の辺りにちょうどレストランがあったので昼食を取ることにします。

定番のカルド・デ・ガジーナを頂き、

食後にコーヒーで一服。

食事をしながら店主のご夫婦と少しお話しをしました。

ここのお店は営業を始めたばかりで、この日もまだ店内は半分くらい工事中でした。

滅多に人と会わないのでこういう機会がとても楽しいです♫

一日の中で人と話すことなんて殆ど無いですからね(笑)

昼食後は、坂を登っていきます。

まだまだ町まで遠い…

遠くから見えた町、視覚で感じた距離より大体遠いんですよね。

もう少しかな?って何度も思いながら全然着かない(^◇^;)

汗だくになってなんとか到着。さっき休んだばかりなのにもう疲労がピークです。

立ち寄る目的も無いので一気に走り抜けようと思ったんですが、

想像以上に汗をかいてしまったので、商店で少し水分を補給&休憩することにします。

町を抜けても登りは終わらず、また長い時間登っていきます。

景色が良いので今日もなんとか耐えれています。

あとで写真を見返してみてビックリしたんですが、紫外線を直に浴びまくってるからか髪の色がどんどん明るくなっているw

数時間漕ぎ続け、やっと頂上まで辿り着きました。

頂上にあった商店の親子がすぐ横の空き地で休憩していて、”Hola”と声をかけると手を振ってくれた^^

ペルーで出会う人、みんな明るくフレンドリーでこっちまで楽しくなります♫

下りに入ったので一気に進んでいきたいところですが、まさかの強風のため立ち漕ぎで本気で漕がないと下って行かない・・・

なんで下りで疲れなきゃいけないの、勘弁して欲しい💦

下りきった後、再び登り返したところにプキオというクスコまでの道のりの中では大き目の町に到着。

下っている途中から町が見えていたんですが、下りきったら町だと思っていたのに実際は30分以上も登ったところに町があったので体力的にも精神的にもキツかったです😅

町の中でも一番高いエリアに宿を見つけ、無事にチェックイン!

中庭にはクリスマスツリー🎄がまだ飾られていました。

まだ陽が沈むまで時間があったので少しだけ町を歩いてみることに。

ただ、町の中が坂だらけなのであまり遠くまで行く気にはなれず、

宿の近くの通りや公園をぶらぶらしていました。

町の中に平地というものが無い・・・

夕飯も宿の近くでレストランを見つけたのでそちらへ。

CHIFAはボリュームがあるので1品で済むのが楽👍

夕食後は行動食が大分無くなってきたので飴やチョコを補充しに商店へ。

商店のおばちゃんと写真を撮ったんですが、どんどん僕の見た目のローカル感が増しているw

《今日のルート》

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