2019年1月1日:ペルー(ラ・ベンタ・バハ)
新年初日、悲社会人生活の僕には元旦なんて全く関係ないので、今日も自転車に乗って行きます。
昨日は日系のご家族が経営している宿にお世話になっていました。
昨日の夜は宿の近く一帯が騒がしかったんですが、一夜明けるといつもの日常を取り戻していてました。
出発する前にご挨拶に行くと、
オーナーの娘さん(最近まで名古屋で働いていた方)に今後のルートのことについて情報を教えて頂いたうえ、エネルギー補給にと飴やお菓子をたくさん頂きました♫
新年初漕ぎ🚴
当面の目的地として考えていたナスカまで約120キロ、普通に行けば今日中に到着できるはず。
ただ、今日も暑さは強く体力の消耗が激しい・・・
イカの町辺りからは海辺からどんどん内陸に入っていくので、暑さも強くなっている気がします💦
しかも、連日の移動での疲れ出てきているのか体が重く、長い時間漕いでいられない。
頭が少し痛くなってきたので道端の木の影で暫く休みます。
少し体がマシになったので再出発しますが、
ここ以降暫く日陰が全く見当たりません^^;
そして、ずっと同じ景色が続くのでメンタルに堪えます。
さっきの場所から12キロ進んだんですが、景色がほぼ変わっていませんw
辺り一面砂漠に囲まれた道路をただただ走って行きます。
フラットならまだ良かったんですが、無駄にアップダウンがあって辛さ倍増(ノ◇≦。)
出発して50キロほど来たところから長い上り坂に入りました。
今までアップダウンはかなりありましたが、そこまで長い登りは無かったんですがね😅
坂の終わりに着くと、そこには手作り感満載のトンネルがありました。
車がギリギリ1台通れるくらいの幅。
自分が通ってる時に対向車が来たら終わってしまう奴です(^◇^;)
事故を防止するためにトンネルの両入り口にスタッフが待機していて、片方から誰かが通行する際はもう片方に伝えて、入ってこないようにしています。(写真のトンネル入り口前にいるのがスタッフさん)
トンネルを抜けると景色が一気に変わりました。
今までは海が近かったりであまり感じませんでしたが、先に見える山々を見ているといよいよアンデス山脈の一部に入ってきたんだと感じました。
ここからは麓の町まで一気に降って行きます。
降っている途中も偶にトンネルがありますが、さっきのものより短いのでスタッフがいなくても大丈夫😄
本来であれば下りは楽なんですが、
道が凸凹過ぎてスピードを出していくと自転車が吹き飛ばされてしまう(最悪、崖に落ちてしまう)ので、ブレーキを全力でかけながらゆっくり下って行きます。
ブレーキばかりしていると途中で握力の限界がきたので、休憩^^;
下り終わったら町かと思っていたら、下り終わったところからもう一度坂を登り返す必要がありました💦
町に入ったのが14時頃だったので昼ごはんをどこかで食べようと思いお店を探します。
最初に目に入ったお店はちょうで営業終了してしまったヾ(。>﹏<。)ノ
仕方ないので他にお店を探しに行きます。
さぁ、ランチへ!
と思っていたら、何故か先ほどのレストランの2Fへ。
お店の方と話していたら2Fが宿になっているというので、暑さと疲労で心が折れて今日はもうここに泊まることにしてしまいました(^◇^;)
このまま進んでも残りの距離や登り坂を考えるとナスカに着くのは遅い時間になりそうなのでね=言い訳
荷物を部屋に運んだ後、改めてランチを食べに町へ。
1月1日はさすがに休みのお店が多いかと思っていたんですが、意外にも飲食店は結構な確率で営業していました。なので、レストランを探すのに困らずにすみました👍
ペルーでお馴染みの料理:ロモ・サルタード
昼食を食べた後は、疲れからか宿で爆睡でしたw
それでも夜になるとお腹が空いてきたのでまたご飯を食べに行きます。
折角なので昼とは別のお店へ。
店の外から少し店内を見ていたところをお店のお母さんに声をかけられ入店。
声をかけられたら断れないちょろい奴です;^ω^)
昼はお米だったので夜は麺にします。
ペルー式の焼きそば。
ペルーのレストランで注文すると大体量が多いので自転車で旅をする者としては有難いっす!
ナスカまでは約60キロほどなので明日には間違いなく到着できそうです。
ナスカでは少しだけ休憩して、この後本格的に入っていくアンデス山脈に備えようかと思います。
沈没だけはしないようにしないと・・・
《今日のルート》