2018年3月28日:タイ(MAE HONG SON)
朝起きて、首長族の村に行くために原付を借りに行くことにする。
で、泊まっていた宿の近くにある大きなレンタルバイク屋に向かっていたら原付に乗ったおばちゃんに声をかけられ、「バイクならウチもレンタルしてるからウチに来なよ!」と客引きに会い、まぁ何かの縁かということでおばちゃんのバイクに2ケツしておばちゃんの家に行くことにしました。
そこで首長族の村に行くことを話すと「途中、川とかあって滑るから危ないよ。バイクの運転に自信ないなら、連れて行くよ。」
と言われ悩む。
確かに事前に調べた際に首長族の村に行くまでは増水した道を数回渡る必要があり、そこがとてもスリッピーで転倒する人が多いとか・・・
しかも昨夜、腕にギブスをした外国人を数人見かけていたのでより不安が募る(^◇^;)
レンタルだけより値段は高くなるけど、ここは安全第一なので連れて行ってもらうことにした。そして、もし村で泊まれるところが見つかれば1泊するので翌朝迎えに来てもらうことも伝えた。
出発は昼過ぎということになり、それまで時間潰し&昼食を食べに行きます。
朝から食べていなかったので、ナシゴレンとサンドイッチを注文。
観光地価格で少し高めでしたが味は美味しかったです。
昼過ぎにおばちゃんのところへ行くと旦那さんがバイクで首長族の村まで連れて行ってくれるということで、おっちゃんと2ケツして向かいます。
まずは街で給油。
給油してる間に直ぐ横のセブンでお菓子などちょっとした食べ物を購入。
そして、いざ首長族の村へ向かって行きます。
思いきやおっちゃんが気を利かせてくれて、明日のメーホンソーン発のバスを今日中に時買っといた方が良いよとのことで、急遽バスターミナルへ寄り道。
チケットを購入し、再度出発!
首長族の村までは街から30分くらい。
途中観光スポット的なところでおっちゃんはバイクを止めて色々説明までしてくれます。
ここは、もっと夏の時期だと各船に色々お店が入って盛り上がるらしい。残念ながら今は完全にオフシーズンで誰もいない。。。
徐々に山道に入って行きます。
で、現れたのが増水した水で浸水している道路。
おっちゃんもここを渡る時は慎重になっていた。
さらに進んでいくと道がどんどん悪くなっていきます。
そして、さっきより大きく深い浸水した場所が。
マジ2ケツで良かった。
写真に撮れなかったけどもっと道の悪いとこや増水しているところは結構多かったので自分が運転していたら間違いなく転倒していたと思う。
そんなこんなで首長族の村に到着!
ちなみにここのちょっと手前で検問があって入場料として500バーツくらい払う必要があります。
さっそく村の中を散策!
村はとても小さく10分くらいでメインの場所は見て周れるくらいだと思います。
基本的に村の人はタイ語でしたが、英語が喋れる女性がいたのでこの村に泊まりたい旨を伝えると彼女のお姉さん宅に泊めてもらえることに^^
あと、この村に来た一番の目的でもあったんですが「数年前に日本人の美容師がこの村に髪を切りに来ませんでしたか?」と当時の写真を見せながら聞くと・・・
まさかの答えが!!!
「覚えているわ。その写真に写っているのは私よ。彼はそこで切っていたわ。私の夫や父の髪をね。」
マジで(;゙゚’ω゚’):
最初に話していた人が探してた人とは・・・
今回メーホンソーン に来た理由は、チェンマイでやることが無いなぁと思っていた時にそう言えば純さん(※)が旅してた時にメーホンソーンの首長族の村にカットしに行ってたなぁ。もしそこでカットした人とツーショットで写真送ったら驚くかな?
っと思って来たんですが、、、まさかいきなり探し他人に出会えるとは本当に驚きました。
※超有名な旅人美容師の桑原純さん。別ページで紹介してるので詳しくこちらで。
翌日、再度訪れた際にツーショットで写真を撮って純さんに送りました。
お姉さんに直接会うまで少し時間があったので村内を色々周ってみました。
まずは村内にあったカフェでコーヒー休憩。
コーヒーで一服したら村の外に向かってドンドン歩いてみました。
結構な坂道を登って行きます。
延々とこの道が続いて行くので途中で断念し村へ引き返すことに😫
最高齢の首長族の方のお店でポストカードを買ったり、
色々話して仲良くなったおばちゃんのお店でストールを購入したりしました。
この後、泊めて頂くことになっていたマチャさんのお店に行き、ご挨拶。
マチャさんも英語が話せるため色々話していたら3時くらいから村の人達が集まって来て伝統の踊りを練習し始めました。(お店はその間放置されてるwww)
なんでも明日の夜に他の首長族と集まって一緒に踊るお祭りがあるらしく、そのための練習だそうです。
練習は6時前まで続いていました。
途中、お姉さんが串焼きを売りに来たんですが練習の休憩がてらマチャさんが食べることにし、ついでに僕の分まで購入してくださった。
その後も練習は続き、長かった練習が終わった後マチャさんの自宅に一緒に帰りマチャさん家族と一緒に夕飯。
マチャさんにはヨウコとユキという幼い二人の娘がいる。
二人とも英語が上手で可愛かった。
首長族は元々ミャンマーからの難民なのでビルマ語を少し予習していたんですが、聞くと学校ではタイ語をメインに英語も習っているので若い人たちはビルマ語を話せない。おじいちゃん世代とかしかビルマ語は話せないそうだ。
また、首長族は難民扱いのためタイでの人権が無く普通に働くことが出来ない。そのため村でのお土産の売り上げや入場料が彼らの大切な収入源になる。
この村ではあまり客引きは無いが(そもそも観光客がほぼ来ない。僕の滞在期間中2、3組しか見なかった)、他の村に行った人のブログなんかで商品の購入をせがまれてウザかったとか見ることがあるがそれは仕方ない面もあるので、もし写真を撮ったりするなら何か購入してから写真を撮ったりなどしてあげて欲しいと思う。
あと、首長族は全員が全員首に輪っかをつけて長くしている(正確には輪っかの重みで鎖骨が下がっていき首が長く見えている)訳ではなく、水曜日に産まれた女の子限定で首に輪っかをつけている。ただ最近は外の社会について簡単に知ることができるため、なぜ自分だけ他の人たちと違うのか嫌になり物心付いたくらいに輪っかを拒否する子も出てきていて徐々に首長の子は減ってきているみたいです。
お父さんは急に仕事で呼ばれて食事後直ぐに外出してしまった。
その後、マチャさん、ヨウコ、ユキと色々話しをした。
特にユキは好奇心旺盛なのか色々聞いたきたり、久しぶりに外国人に会ったからかテンション上がってて楽しかった^^