2018年5月15日:中国(烏魯木斉)
朝、宿でノンビリしていると日本人ご夫婦の方とバッタリ遭遇。
これからカシュガル方面を周ってパキスタンへ行くそうだ。
昔のバックパッカーのゴールデンルートは僕もいつか行ってみたいと思っているので羨ましい^^
ご夫婦とは短い時間しかご一緒できませんでしたが、自転車旅の栄養補給として雨やチョコを頂きました。懐かしい日本クオリティのお菓子はとても有難かったですm(_ _)m
ご夫婦と別れた後、今日も宿の近くのバス停からバス🚌で博物館へ向かいます。
館内は結構広く展示品も多いのでしっかり見て回ると2時間以上は余裕でかかります。
タクラマカン砂漠近辺で発掘されたものが数多く展示されていたり、昔この辺りに住んでいた民族の衣装や住居や日用品など人々の暮らしが分かるようなものも多く展示されています。
<新疆ウイグル自治区に関するプチ歴史情報>
ウイグル自治区近辺は昔から様々な民族同士の紛争や侵略が繰り返されている場所で中国(清王朝)に征服される前は東トルキスタンという別の国でした。50年くらい前に独立のために紛争があったけど中国に鎮圧されています。
ちなみに西トルキスタンは今のカザフ、キルギス、ウズベク、トルクメあたりのことで、西トルキスタンとトルコに住んでる多くの人とウイグル人は同じ民族系であるテュルク人です。
なので、他のトルキスタン系の国と同じくウイグル人はイスラム教を信仰しています。
そして、こちらが楼蘭の美女(ミイラから生前の姿を復元したもの)です。
発掘された当時の風景。
そしてこちらが楼蘭の美女。
他にも数体のミイラが展示されています。
貴重な発掘品が数多く展示されていて見所が多くとても充実した博物館でした。
博物館の後は国際大バザールへ。
入り口では荷物チェックが行われていますが、どこから来たか聞かれ日本人だと答えると荷物チェックはしなくて良いと言われそのまま中へ😁
※以前は他にも大きなバザールがあったんですが、2008年、2009年とウルムチでウイグル人による暴動があった影響から中国政府からバザールが潰されてしましまいた。
バザールは巨大なミナレットを挟んで大きな建物が左右にあります。
その中にイスラム文化特有の民芸・工芸品や各種スパイスやドライフルーツなど様々なものが売られています。
売られているものはイスラム文化のものばかりで中央アジアや中東の国のバザールに来ている感じになります。
博物館やバザールを歩いてお腹が空いたのでバーガーキングで腹ごしらえ。
その後、宿からほど近い公園に行ってみました。
(先日、テヨン君にオススメされたので行ってみたいと思ってたんですよね)
公園は中国らしくとても広いです(^_^;)
平日の昼間ですが想像より多くの人が訪れていました。
運動をする人達
地面に水で字を書く人
卓球をする人達
と色んな人が各々楽しんでいました♫
中国の公園はどこも大きくて休憩する場所も多くあるのでゆっくりするのには最高です^^
ウルムチで行きたかった場所にはこれで行けたのでそろそろ旅を再開したいと思います^^/