2018年5月22日:中国(芦草沟镇)〜カザフスタン(ジャルケント)
国境の町ホグロスの20〜30キロ手前で起床。
国境で手続きが長くなる可能性があるので早めに中国側の国境を目指していく。
11頃にイミグレの手前のゲートに到着した。
しかし、そこにいたスタッフ曰く「ここのゲートは今は使っていない。今はあっちのゲートだ(指をさす)」
と言うことで別のゲートを目指します。
確かにここまでの道路上にニューゲートとオールドゲートって夫々の行き先が書いてあったんだよね・・・
新しいイミグレに到着しスタッフに出国手続きの場所を聞くと
スタッフ:「自転車では国境を越えれない。バスに乗って来い。」
僕:「マジ!(◎_◎;)」
と言うことで今度はカザフスタンへ行くバスのバス乗り場へ行くことに・・・
イミグレから数キロ離れたところにバス乗り場があり、チケットを購入し出発まで待機。
しかし1時間経っても出発する気配がない。というかまだバスへの乗車指示すらなくバスの待合所でただただ待つ。
バス乗り場では僕より以前からバスを待っているウズベキスタン人やスペイン人、シンガポール人達と仲良くなった😁
バスを待ち始めて2時間ほど経ちようやく出発した。
程なくして中国側のイミグレーションへ着き1人ずつ手続きが始まる。
中国人はあまりチェック無く出国手続きが終わったが外国人は1人ずつ個室に連れて行かれ荷物を1つずつ確認され、説明させられる。
皆んな結構な荷物を持っていたのでとても時間がかかる。
特に僕は荷物の量が一番多いためめちゃくちゃ時間が掛かった💦
イミグレ職員が写真は中国以外で撮影したものまでチェックするとか言い出してマジ意味分かんなかった。
この時点で僕は1万枚以上の写真を撮っていたので
「本当に全部チェックするの?」
とスタッフに問うと
スタッフは「(´⊙ω⊙`)・・・勿論だ」と最初明らかに驚いていたが仕方なく全部チェックすると回答した。
他の荷物のチェックは完了したが今だにPCやカメラの写真のチェックが続いていた。
僕は暇なので部屋の椅子に座ってスタッフの作業が終わるのをただ待っていた。
するとカメラの写真を確認していたスタッフが僕を呼ぶので見てみるとカメラの電池が無くなっていた。その旨を伝えるとスタッフは「OK、もう良いよ。」と言いカメラの写真チェックだけで無くPCのチェックも途中で終わった。
そんなに中途半端に確認するなら最初からもっと緩くして欲しいわぁ(^_^;)
これで無事に中国を出国し、再度バスに乗り今度はカザフスタンのイミグレーションへ。
あっ、ロシア語の入国カードってどうなってるか調べて無かった・・・
と心の中でヤバいって思いながら入国カードを見てみると、、、
名前やパスポート番号くらいしか書く場所が分からない(;´Д`A
他にも幾つか記入欄があるけど分からない💦
少し困っていたらイミグレの職員が声をかけてきて
スタッフ:「日本人か?」
僕:「日本人だよ」
と言いながらパスポートを渡すと
スタッフ:「広島か!長崎は知っているか?」
僕:「もちろん」
するとスタッフが入国カードの書き方を教えてくれだした。
スタッフ:「ここは○○を書くんだよ。・・・」
僕:「ここはどう記入したら良い?(カザフスタンでの住所)」
スタッフ:「これで良いよ(と言いながら僕の代わりにカザフスタンと記入した)」
めっちゃアバウトやん(笑)って思いながらお礼を言った。
僕が広島出身と分かると入国カードの書き方を教えてくれたスタッフ以外も皆んなとても親切にしてくれた^^
荷物チェックを超緩かったし入国スタンプを押す時もとても緩く簡単な世間話までした(笑)
こうやって無事にカザフスタンへ入国した(⌒▽⌒)🎉
その後はカザフスタンのジャルケントという町までバスは進んで行く。
無事にカザフスタンに入国後、バスの中でシンガポール人とスペイン人の青年を記念撮影。
道が悪くバスが揺れるので写真もブレブレ(^_^;)
入国後、2時間ほどでジャルケントの町に到着。
多くの人はここからタクシーかバスでアルマティに向かうようだ。
僕はここから自転車でアルマティに向かおうと思うので皆んなとはここでお別れ。
シンガポール人の大学生達。
今日はこの町で泊まろうと思うのでまずはATMを探してお金をゲットしようと思っていたが、全然見つからない。(たぶん有ったんだけど僕がATMだと分からなかったんだと思う)
人に聞きながらATMや銀行を探していると「何か困っているの?」と韓国系の親子に声をかけられ、事情を話すと両替屋を営んでいる友人を紹介してくれ何とか当面の生活費をゲットできた!
中央アジアには韓国系の方が多く住んでいて皆とても親切だった。
この後もキルギスで困った際にも韓国系のお母さんに助けてもらったなぁ^^
お金を無事にゲットしたので町にある宿に泊まることにする。
入国祝いとして少し高め(1泊2000円弱)のホステルに決めた。
自転車は宿の倉庫に置かせてもらった。
カザフスタン初日の夕飯。
初めてのロシア語圏でのレストランなのでちょっと緊張した。
言葉が全く分からないのでジェスチャーでここで食べたいことを伝えた。
しかしメニューを見ても字だけだと何なのか理解出来ない。
困ってるとスタッフのお姉さんが携帯で色んな料理の写真を見せてくれたので、その中から食べたいものを指差して伝えた。
結局カザフスタンでの初飯で選んだのは新疆で散々食べていたラグメンだった(^◇^;)
食後は少しだけ町を散策して見た。
モスクがあったりとイスラム圏に来た来たことを実感してきた。
明日からは3日ほどかけてカザフスタンで一番大きな町であるアルマティを目指そうと思う。
《今日のルート》