２０１８年５月１７日：中国（昌吉市郊外〜石河子市）
昨日野宿した歩道橋。
外から見るとこんな感じ。
道路を挟んで少しだけ家があるけど人が歩道橋を使うことはほぼ無い（そもそも人がとても少ない。そして道路を渡る際には道路をそのまま渡るので歩道橋使用者は皆無）。
そのため昨晩寝るのを妨げるのはトラックの走行音くらいだったので快適に寝れた。
朝、テントをしまって準備を行っている間にはソーラーパネルを使って携帯を充電。
宿に泊まれない日が続きそうな時にとても役立ちます！
天気がとても良く道路も綺麗なので今日は快適な自転車旅をおくれそうです^^
渡欧国は微かに天山山脈が見えます。
快適に進んでいると行く先に検問が見えて来ました(>_<)
昨日と同じくパスポートチェックと携帯番号を聞かれた。
しかし、昨日と同じく携帯番号は無いこととウイグル自治区で購入を制限されてることを公安の職員に伝える。
最初の検問でパスポート情報や行き先は伝えていて何かの書類に記載しているようだったので公安同士でそういた情報は共有しておいて欲しい。毎回聞かれて答えるのが本当に面倒だし、毎回時間かかりすぎo(｀ω´ )o
あと、ここでは荷物検査として荷物を一つずつ全て見せる必要があったのでさらに時間がかかりました。
しかも刃物はこの先に持ち込めないと言われビクトリノックスの十徳ナイフを係員に没収されました😭
そこまで安いものでは無いので結構粘ったんですが結局没収されました💢
ただ調理用で持ってるMSRのナイフは何故か持ち込めました。
ただ単に係員が欲しかっただけなのではと疑ってしまう。
一通りチェックが終わると公安の車に荷物と自転車を載せ、検問の先にある町の先にある次の検問まで運ばれ降ろされる。
最後にはパスポートを顔の下あたりに広げ、公安職員から写真を撮られる。
海外ドラマや映画で見る犯罪者が自分の名前のボードを持って撮影されるのと同じ感じ(^◇^;)
新疆ウイグル自治区では外国人が泊まれる宿が無い町には基本外国人は入れないようで、公安の車で移動させられてしまいます。
町の外に運ばれ、移動再開。
空は晴れてますが僕の心は曇ったまま先を急ぎます。
途中、寂れた小さな村を通過。
アディダスやKFCなどのお店が以前はあったようですが今は廃墟となっており、町がどんどん寂れて行く様を見たように思えました。
さらに進んで行くと石河子という比較的大きな町へ入った。
まずKFCへ。
もはやKFCを見つかたら行かないといけないという指名感にかられています。
KFCで休憩した後、近くにあった中国の東横INみたいなチェーン店のビジネスホテルにチェックイン。
さすがに中国国内に広く展開するビジネスホテルだけあって外国人も宿泊可能でした。
しかも、他の外国人が泊まれる宿に比べたらまだお手頃価格（と言ってもユースホステルなどに比べると高く２０００円程でした💦）です。
部屋でゆっくりしていると急にドアがノックされ、開けるとそこにはホテルの支配人が立っていた。
（この時、室内の状況が側から見ると怪しさ満点状態だったので焦った💦
余っていたカンボジア、ラオスのお札にカビが生えていたので洗い、干していた。しかも結構な枚数を（笑））
ここに泊まれるけど警察署に滞在登録をしに行かないといけないと支配人から説明され、一緒に警察署へ行くとこに。
警察署に着くと見かけた職員は皆んな携帯でゲームをしていた。
少しは働けよwww
入国手続きと同じような内容を渡された書類に記載し、女性署長さんに滞在登録の手続きをしてもらう。
で、ここでも携帯番号について色々問題になる。
書類に記載した携帯番号（旅に出る前に使っていた番号で今は止めている）は使えるのか聞かれた。
今は止めているので使えず、日本に戻った際に手続きをすれば復活することを伝えた。
何か使える番号は無いのかと聞かれたので国際電話になっても良いのなら実家に電話して見る？って言うとそれは却下された。
中国国内では色んな手続きが携帯番号とリンクしているのは分かるけど、それを外国人にも同じように求めるのは辞めて欲しい。まだ、他の省ならSIMを簡単に買えるけどここじゃ無理んだし(；´Д`A
擦った揉んだありましたが、一応滞在登録は完了し宿へ戻ります。
本当はもう少しゆっくり町を散策して夕食を食べようと思っていたのに警察での手続きに時間がかかってしまったので仕方なく宿近くの飲食店で夕食をとることにしました。
味が見た目と裏腹にかなりあっさり、というかあまり味がしない(^^;;
おそらくカザフスタンに入るまでは今後宿に泊まれそうにないのでベッドで寝れる喜びを感じながら寝ました。
＜今日のルート＞
