2018年11月7日:ナゴルノ=カラバフ(ステパナケルト〜Vank村)
今日はステパナケルトから40キロほど北にあるVank村へ行ってみることにします。
Vank村にはガンザサール修道院という有名な修道院があるようですが、
それ以外情報が無い。。。
もっと北上すると湖があってそちらに行く旅行者もいるんですが、
寒いし空も暗いしで観光するようなテンションにならないんですよね💦
それでも折角の機会なので何か見に行きたいということであまり遠くないVank村へ行くことにしました。
早速、バスターミナルへ行くとこの日の午前中のステパナケルトからVank村行きのバスは既に出てしまっていた(1本しかない)
バスターミナルにはタクシーの運ちゃん達もいるので、交渉してみると大体片道4000円くらいで行ってくれると言うのでお願いした。(※往復だと約10000円くらい)
約1時間弱でガンザサール修道院へ到着。
タクシーの運ちゃんからは”帰りは必要ないの?”と再度確認されたが、帰りはバスで帰ろうと思うのでここでお別れした。
小さな村の外れの高台にあるガンザサール修道院
中に入ると石で作られた修道院特有の雰囲気が広がっていた。
ゴリスのタテヴと似ているかな。
アルメニアにある修道院や教会はこんな感じのものが多いのかなと思います。
修道院からVank村が見えます。
意外と遠い…
帰り歩くことを思うとタクシーを帰したのを少し後悔😅
修道院と博物館が併設されていたので、修道院を見た後は博物館にも行ってみました。
ここもシュシと同じで地元の学生か職員の方が英語でガイドをしてくれます。しかも可愛い子が
博物館には聖書などのキリスト教関連の資料が色々展示されています。
描かれている絵がどれも独特なデザインなので面白いです(シュシで見たものと同じようにデフォルメされたようなデザイン)
帰りはVank村からバスに乗ろうと思うので、来た道を戻って行きます。
何もない道を一人降っていく…
徐々に村が近づいて来ました
誰にも会わない中、唯一出会ったのが放牧中の羊ちゃん🐏
20〜30分歩いて村へ到着
特に何もない小さな村なのでとても静かです。
出歩いている人もほぼ居ません。
まぁ、冬になる直前の時期なので特に人が居ないのかもですが…
一旦、村の入り口にあるバス停に行き、帰りのバスの時間をチェック
今はまだ1時過ぎなので2時間くらい待つことに…
普通なら2時間くらい待つのは苦じゃないんですが、
椅子があるようなバス停でもないし待つのが辛い。
そして、とにかく寒い(;ω;)
じっとしているのが耐えれないんですよね(笑)
なので、村の中を目的もなく歩き回って時間が経つのを待ちます。
完全に不審者です・・・
だって、小さな村で飲食店が見当たらなくて、お店の中で暖を取ることが出来ないんですよね。
村の中を歩いていると学校から帰宅中の子供達から何回か声をかけられました。
あまり外国人(特にアジア系)はこんなところにあまり来ないから、珍しいのか結構声をかけられました。
学校の近くを歩いていると、校庭で遊んでる子達が寄ってきたり。
子供達に相手をしてもらってバスの時間まで時間を潰すことが出来ました^^
帰りのバスでは僕以外の乗客は博物館でガイドをしてくれた女の子だけでした。(人の行き来も少ないのかな)
その子は毎日ステパナケルトから通ってるそうです。
大変💦
アルメニアでは仕事があまり無いので若い子は他の国へ働きに行く人が多いみたいで、
ある程度、勉強ができる人は大学から海外へ行きそのまま他国で働くパターンが最近は多いようです。
確かに失業率がめちゃくちゃ高いアルメニアで働き先を探すのは大変そうですからね(^◇^;)
ステパナケルトに戻って来て、宿へ帰る前に夕食へ。
ステパナケルトで困るのが食事。
飲食店が少ないんです。
ファストフード店は2、3店舗くらい見かけるんですが普通の飲食店があまり見当たらない・・・
今日は歩き疲れたのもあって、バス停からそこまで離れていないところにあるファストフード店へ🍔
ステパナケルトへ来た観光客は皆同様の悩みの抱え、結果的にここに辿り着くのか、
色んな国の観光客のメッセージが書かれた付箋が大量に貼られていました(笑)
さて、明日はどうしよう?
もっと北部まで足を運ぶか、ステパナケルトの町をもっと散策するか・・・