2018年6月7日:キルギス(アルティン・アラシャン)
朝6時半に起床して朝食を食べ8時からいざアラコル湖へ向け出発!
今日は夕方までは天気が良いのでそれまでに村に戻って来れるようなスケジュールを考えています。
昨日聞いた情報ではアルティン・アラシャンからアラコルコマでは行き5時間、帰り5時間の計10時間くらいかかるらしいので14〜15時くらいにはアラコル湖を出発したい。
まぁ、山の天気は刻一刻として変わって行くので成る可く早い時間にアラコル湖に到着して早々に帰宅するのがベストであるのは間違いない(;´Д`A
朝のアルティン・アラシャン。
天気が良い&人が居なくてとても気持ちがいい♫
村から少し離れると一気に周りが開けてくる。
一応、道らしいものは数ルートあるので方角さえ間違えなければアラコル湖へは無事に辿り着けそう。
と思っていたら、、、
途中、道っぽいものが何も無くなって少し焦った💦
とりあえずGPSで自分の場所を確認し、アラコル湖方面へ向かって行く。
その後、大量の雪解け水で増水した川を頑張って越えて対岸へ渡り、さらに坂道を登って行く。
しばらく進むと進行方向の先に、雪に覆われた急な斜面が見えた。
ここを登った先にあるのがアラコル湖だ。
ここまで3時間くらいで来れたので当初イメージしていたより楽だと思っていたんですが、この後が大変でした。
急斜面に近づくと地面はガレ場になっていき、そして徐々に砂利になっていきます。
この砂利の地面がとても厄介(;´Д`A
とても急な斜面で地面に這いつくばって登って行かないといけないんですが、そんな急斜面にも関わらず地面が砂利なので足を踏ん張ると足元の地面が崩れて滑って落ちていく・・・
そのため、慎重に登っていく必要があります。
そして、最後のあたりは地面が雪に覆われているエリアが長く続きます。
今回、雪対策の装備は持っていなかったのでここで引き返すかも考えましたが、これまでの登山経験等から凍傷等の危険レベルを随時セルフチェックしながら可能な限り登ってみることにしました。
(知識が無い人は絶対やっちゃダメ🆖)
ここから雪と急斜面との長い格闘が始まりました!
深い雪に覆われているから急斜面は思っていた以上に楽に登れる(雪が冷たいけどね)と思っていたんですが、雪の下は氷っている所も多く踏みこむ場所を謝ると氷で滑って下に滑り落ちてしまう(;´Д`A
慎重に慎重に足元を確認しながら随時ルートも変更しながら約2時間ほどかけ、、、
遂に頂上へ到着!!!
頂上は風が強くとても寒い😂
こんなところに長くは滞在できない。やっとのことで登って来たのに。゚(゚´Д`゚)゚。
到着した時の感動を下の動画で⬇️
誰もいないなか、一人で記念撮影。
太陽の日差しが強く当たるときはめっちゃ絶景!!!
降りるときはバックパックをソリ🛷にして雪の上を滑って一気に下まで行きます!
これが超楽しかった(о´∀`о)
これが楽しすぎた結果、あと2回別ルートで登ってバックパックスライダーを楽しんでしまいました(笑)
天気が悪くなるからさっさと帰れよwww
アラコル湖(と言うより雪の急斜面)を充分に満喫したので急いでアルティン・アラシャンまで帰ります。
途中、地元のガイドとお客さんに遭遇しアラコル湖に行ったことを伝えると「あの雪の道を登ったのか?その装備で!」
っと、驚かれ「お前はサムライだ!」って言われましたwww
ガイドとこの後の天気について話すとやっぱり雨が降るみたい。
ガイドも早くアルティン・アラシャンへ戻りたいらしんだけど、同伴してるお客さんが若いのに体力が無くてペースが遅く雨が降り出すまでに戻れそうになくて困っていた(^◇^;)
僕は雨までに帰りたいのでまた走って行きます!
途中、もう夕方になるのにこっちに向かってくる集団がいました。
話してみると韓国のTV局の方達でした。
明日アラコル湖の朝日を撮影するために今日はアラコル湖近くでキャンプして早朝に登るようです。
アラコル湖までの道のりや状況。なんでここに居るのかなど情報交換&インタビューをされました。
右の人が韓国人の方。真ん中がキルギス人ガイド。
この後、後ろから馬に荷物を乗せて何人ものテレビクルーがアラコル湖へ向かって行きました。
なんとか雨が降る前にアルティン・アラシャンに戻って来れました♫
この後、雨が降るのか?
っていくらい天気が良い。
泊まっているユルタに戻ると宿のスタッフに迎え入れられアラコル湖に無事到着出来たことを伝えると皆驚いていました^^
冷えた体に暖かいチャイが染み渡ります😄
その後は、冷えた体を癒すために温泉へ。
昨日は熱くて入れませんでしたが今日は入れるレベルの熱さ。冷えた体を温めるのに丁度良かったです。
さっきまで晴れていたんですが、風呂に入っていると突然凄い音が鳴り出して外を見てみると雹が降り出し、暫くすると雷が鳴り響き大雨になっていました⚡️☔️
急いで帰って来て良かった〜😌
あのガイドたちは恐らくこの雨の中歩いていると思うと可哀想・・・
宿に戻ってから夕食🍽
疲れて居るしお腹も空いていたのでご飯が本当に美味しい♫
明日はカラコルに戻って、時間に余裕があればそのままビシュケクまで向かおうと思います!