【361日目】ナゴルノ=カラバフの元首都シュシへ

2018年11月6日:ナゴルノ=カラバフ(ステパナケルト〜シュシ)

朝、昨日一緒に夕飯を食べに行ったスイス人の彼と今後の予定を相談。

彼は僕より先にステパナケルトに来ていたので、彼からの情報に参考に行き先を検討します。

その結果、僕はステパナケルトから少し南にあるシュシ(アゼルバイジャンとの戦争前の首都)へ行くことにしました。

彼はステパナケルトを北上し、そこからアルメニアに戻るようなのでこれでお別れです。

彼のお婆さんは日本人ということもあって日本のことが詳しかったり、アウトドアブランドのEXPEDの社員ということもあり、短い間ではあありましたが、日本やアウトドアについて色々なことが話せてとても楽しい時間が過ごせました^^

ステパナケルトに来た時に使ったバスターミナルへ行き、シュシへ向かいます。

※ナゴルノ=カラバフ内のバスはどれも本数が少ないので事前に時間を確認しておいた方が良いです!

約30分ほどでシュシへ到着。

生憎の雨ですが、適当に町を散策します。(来たのは良いですが、それ以外はノープランです💦)

町を歩いているとすぐに教会が目に入ったので行ってみることにします。

旅している時って教会やお寺、モスクに取り敢えず行ってみてしまうのは何なんですかね(笑)

あと、市場とかね。(僕は市場に全然興味が湧かないので途中から全然行かなくなりましたが)

そう言えば、この旅の中でキリスト教がメインの国ってアルメニアからなんですよね。

今までって仏教やイスラム教がメインの国ばっかりでしたから、教会が新鮮です。

アルメニア入国して最初に立ち寄ったメグリにあった教会と作りは何処となく似ている気がします。

蝋燭の火ってなんか良いですよね。

アルメニアとナゴルノ=カラバフで印象に残っていることの1つがこれ👇

この後も旅で色んなキリスト教圏は周りましたが、このエリアのキリスト教関連のデザイン(絵や彫刻など)が独特過ぎなんですよね。

他の地域に残っているキリスト教関連のものと比べて変わったデフォルメをしているというか。。。

シュシの町はそんな大きくない(ナゴルノ=カラバフにあるどの町も小さい)ので町中をガンガン散策して行きます。

雨のせいで道が悪い^^;

町の中で少し高台になっているエリアへ足を運ぶと、墓地に行きつきました。

アゼルバイジャンとの戦争時に激しい戦場となった場所なので、その時に亡くなった方達のお墓もあるのかもしれません。

町の中心地に住居や施設は固まっていますが、町を囲む山の中にも家がポツポツとあります。

散策を続けると、

博物館がありました。

ここは鉱石の博物館のようです。

この辺りでは色々な鉱石が採れるようで、色々な鉱石が飾られていました。

スタッフのおじちゃんもフレンドリーで色々説明してくれました。

記念写真も撮ってくれましたw

すぐ近くにシュシの歴史を展示している博物館もあったのでこちらにも行ってみます。

戦争時の遺物が色々と展示されていました。

町の中には至る所に戦争時に破壊された建物があります。

アゼルバイジャンの力が及んでいた時のものなのか、壊れたモスクもあります。

特に管理はされていないので壊れている建物の多くに入ることが出来ます。

(何があっても自己責任で)

町中を少し歩くだけで日本ではあまり感じることは出来ない近年の戦争の爪跡を見てとることが出来ます。

近年のものだけでなく、昔の要塞なども残っているので時代を跨いでシュシの遍歴を見ることも出来ます。

中心地にはキリスト教の資料などが展示されている博物館がありました。

帰りのバスの時間に余裕が有りすぎる&雨宿りのため、行ってみました。

(スタッフの学生達が無料で英語でのガイドもしてくれます。)

展示されている資料を見ると、前途したように本当に特徴的な絵ばかりで不謹慎かもしれませんが面白かったです(笑)

あのデフォルメされた絵で偶に残酷な絵やキリスト教では大事な場面の絵があるんですが、あまり真面目に受け取れない…

シュシからバスでステパナケルトへ帰還。

明日もどこか違う町へ行ってみようと思います。

<今日のルート>

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