2018年11月26日:アルメニア(エレバン〜Aparan)
遂に長く滞在したエレバンから出発します!
本当は昨日出発しようと思ってたんですが、朝起きて余りの寒さに心が折れました(^◇^;)
その結果、友竹君が今日出発予定ということだったので一緒に出発することにしました!
出発前にお世話になったリダおばちゃんと📸
おばちゃんが元気なうちにまた会いに来たいなぁ😊
毎回大きな町を出発する時に大変になるのが、郊外に出るまでの道が分かり辛いこと😅
今回も例に漏れず、迷いました(笑)
なんとかエレバンの市街地から出て、暫く進んだ先にHovhannavankという修道院があるので立ち寄って見ることにしました。(此処はエレバンの日本食屋の櫻田さんもオススメしていました)
到着した時は修道院の入り口が閉じられていて管理している人を呼ばないといけなかったんですが、
周辺を見学している間に、中国から旅行で来られているご夫婦が管理をしている人と一緒に来られ入り口を開けてくれました。
僕たちもそのタイミングに便乗して中を見学。
中の造りは他の修道院と大きく変わった所は無いのですが、
微量な色使いの違いや毎回感じる重厚感、荘厳な雰囲気は楽しめます。
壁の煉瓦の色使いや状態から長い年月の経過や、より重い雰囲気を醸し出します。
西欧にある煌びやかな教会よりこういった趣のある建物の方が飽きずに楽しめます。
※実際、この後、南米や西欧を旅した際に教会は速攻飽きていました・・・
Hovhannavankの修道院も崖っぷち建てられているんですが、
崖の側に修道院建てがちなのは何か理由があるのかな?
ちょっと今度調べてみたいですね。
Hovhannavankを後にし、進んだところで昼食タイム
あまり道路沿いに食べれそうなお店が無かったんですが、見つかってホッとしました^^;
お昼の時間なんですが、今日は朝から太陽が全然出ていなくて滅茶苦茶寒いんです。。。
お昼は暖かい場所で温かいものを食べたいと思っていたんですが、
ケバブしかなかった(;ω;)
それでも、食べれるだけ有難いんですがね。
これって超弱火なんですが肉ちゃんと焼けるのかな???
超弱火で時間をかけて焼かれた肉
お店の中で昼食を食べましたが、特に暖房なんてものもないので凍えながら食べることに(笑)
当初二人で予定した場所まではまだまだ距離があるんですが、
今日は恐らく辿り着くのは無理だろうということで今後の計画も少し相談しつつ、
先へ進みます。
アルメニアは本当にアップダウンが多く、
斜度が10%以上の坂がざらにあります。
こんな感じに自転車を押して登ることも多くありました。
今日はもう1つ立ち寄りたいところがあったので、
そちらへ向かうため小さな村の中を進んで行きます。
辿り着いたのがSaghmosavank修道院
着いたことよりも、少し太陽が出ててきそうなことに心躍りましたw
Saghmosavank修道院、
こちらは先ほどと違って入り口が開いていました^^
作り自体はやはり先程のHovhannavankとほぼ同じ感じです。
こちらも崖の直ぐ側に建てられています。
アルメニアで何回かこういった谷を見ていますが、
深さ、広さ、長さが日本では見れない壮大さに毎回驚かされます。(落ちたらどうなるんだろうって・・・)
少しでも陽が当たっている場所を探しながら修道院の近くも散策。
そうしている間に僕たち以外の旅行客も観光に来ていました。
Saghmosavankを出て、暫く行くとイギリス人カップルの自転車乗りと出会いました。
彼らはジョージアから南下してきいるそうで、この先の北方面での宿の情報をくれました。
来たからだと下り坂が多く南下の方が楽だそうです😅
なので、彼らはこのまま今日中にエレバンまで行く予定だとか。
常に寒さで辛いんですが、周りに広がっている景色は素晴らしいです。
まぁ、景色を楽しんでいられるくらいの余裕なんて全くありませんが(笑)
途中、バスターミナルがあり、そこにある待合室で休憩
疲労によるものではなくただただ暖を取るための休憩です。
自動販売機でカップの温かい紅茶が買えるんですが、
3杯も飲んでしまいました。
待合室がまぁまぁ温かったのでもう出たくありませんでしたが、
先へ行かねばならないので仕方なく出発します。
途中、何度も友竹君と寒さと延々と繰り返されるアップダウンについて愚痴を言い合いながら頑張っています。
二人じゃなかったら、恐らく最初の町で心が折れていたと思います。
先に見えるのは山だけ
今日中にどこか町に着けるのか少し不安になっています。
この寒さで野宿は嫌だ
斜度12%
こんなのばかりっが続きます。
平地ってどこかに有ったかな?
遂に町が見えてきた。(Aparanという町でエレバン以降では最初のちゃんと町)
下り坂は自転車を漕がなくて良いですが、寒さは倍以上になります🥶
今日はこの町で宿を取る(宿があるはず)ことにするので、寒さに耐えて死ぬ気で降って行きます。
町中で宿を探していましたが、見つからない。
情報を頼りに行った場所は既に建物が壊されていました。
もう18時過ぎ、辺りは暗く寒さもどんどん増してきており、友竹君と二人で焦っていた。
近くに警察署があることが分かったので、警察署に飛び込みこの町で宿はどこか無いか相談。
結構切羽詰まっていたので、僕達が本気で困っていることを必死にアピールしました(笑)
結果、
窓口で対応してくれた方が町にある宿へ電話してくれ、宿の方が迎えに来てくれることになりました!
警察署を出発前に警察官の方達を記念に📸
宿の方が車で迎えに来てくれ、宿まではその車の後ろを自転車で必死に追いかけて行きます。
町の中でもアップダウンがあるので車に付いていくのは大変だったけど、
ここで車を見失ったらマジでヤバいので、言葉通り死ぬ気で喰らい付いていきました😅
無事に今日の宿をゲットすることが出来たんですが、
この後も色々あり、旅再開の初日はこれまで休んでいた分を取り返すかのように波乱続きでした。。。
夜のことは次のポストで。
<今日のルート>