2018年12月31日:ペルー(チンチャ・バハの牧場)
朝、6時頃に目を覚ます。
昨日は牧場の横でテントを張らせて頂きました。
テントを撤収し出発の準備を終えたあと、牧場の方にお礼を伝えに行きました。
昨日は夕飯までご馳走になってしまいましたからね^^
まずは未舗装路を走って一般道路に戻りにいきます。
そういえば、今日は大晦日
絶賛ニート自転車旅中の僕には関係ないので今日もただただ自転車を漕いでいくだけですが・・・
昨日までに比べてアップダウンが少ない♫
そして、車も少ないので走り易い👍
それだけで最高な1日だと感じんます!
走り易いと言っても暑いには変わらないので、適度に水分補給や日陰で休まないと辛いです💦
道路の横にコンビニやスーパーがたまにあるので、1時間〜2時間おきには休憩するようにします。
大晦日なので店が閉まっていたら困るなぁと思っていたんですが、意外と開いてくれているお店が多いので補給にもさほど困らないので助かります^^
お店などが見つからない時はその辺に生えている木の下で休憩
気付いたらこの日陰の下で30分くらい寝ていました💤
昼過ぎ頃、ちょっとした町に入りました。
昼ごはんの代わりにインカコーラ&コーラ、そしてアイス
糖分の塊達でエネルギー補給(糖尿病一直線🤣)
少し先にこの辺で一番大きな町であるイカという町があるからか、
この町から徐々に車が増えてきました。
イカの町に入って行きます。
結構大きいからか、町の中心はまだ先のよう。
イカは砂漠の中にあるオアシスが有名で、マチュピチュやナスカの地上絵に並ぶくらいの観光地です。
ペルーに来る旅行者の多くはイカへ行くようです。(僕は桜子で聞くまで知りませんでしたが💦)
そんな有名観光地ですが、今回はスルーして先へ進みます。
夕方手前頃にイカの中心エリアを出たのか少し家が減ってきました。
どこかでテントを張りたいんですが、道路の横に隠れれそうな場所は全然見つからないし、
家もちょくちょくあるので完全に人目を避けれそうな場所が無く徐々に焦ってきました…
5時頃、小さな集落に入った際に、一旦、気持ちを落ち着かせようとCHIFAのお店で食事を摂ることにしました。
辺りも暗くなってきて、これからテントを張る場所を探すのも大変になるので、
CHIFAのお店の方にこの辺でテントを張れそうな場所が無いか聞いてみました。
すると、”このお店の横の庭でテントを張りなよ”
と言ってくれていたんですが、お店の家族の方達と話しているうちに
”今日は花火を皆が上げるから危ないよ!”
と言うことで近くの宿を紹介してもらうことに。
確かに、クリスマスの時みたいに適当に花火を打ちまくるとなると、街中でテント泊は危険だよな(´Д`ι)
CHIFAレストランから100mも行かないところに教えてもらった宿がありました。
チェックインしようと受付に行くといきなり日本語で話しかけられた(驚)━Σ(´ω`ノ)ノびくっ
聞くと、ここは日系の方が経営している宿&ガソリンスタンド。
受付で話した方は日系3世の女性で、女性のお父さんがここのオーナーのようです。
女性は少し前まで名古屋の日本企業で働いていたので日本語はペラペラ。
お父さんはあまり日本語は話せないみたいです。(言葉はあまり通じなくても色々気にかけてくれました♫)
日本人の繋がりなのか今晩の年越しの家族パーティーにご一緒させていただけることになりました^^
夜の21時頃から宿のご家族のパーティーが始まり、ご一緒させて頂きました。
宿とかで他の旅行者と過ごすのも良いですが、こうやってローカルの方達と過ごすのも旅の醍醐味ですし、貴重な経験になります^^
ペルーの年末の過ごし方は色々ありますが、実際に僕が体験したのは
”葡萄を12粒食べる”
”パネトンを食べる”
”花火を打ち上げる”
などです。
葡萄を12粒食べるのは、1〜12月までの12ヶ月を健康で過ごせることを願い12粒食べるようです。
パネトンはドーム型の大きなケーキなんですが、12月の後半くらいになるとスーパーなどへ行くと大量に売られています。
花火はクリスマスの時と同じく、それぞれの家からみんな花火を打ち上げますw
宿のパーティーではパネトンや豚の角煮、パスタなどを頂きました。
(ちゃんと写真を撮れなかった😭)
大晦日に七面鳥を食べたりする家もあるみたいですが、ここのご家族は毎年豚肉を食べるのが習慣のようです。
ペルーの年末の過ごし方やご家族のことなどを聞きながら料理を食べていると、あっという間に12時なり辺りの家から続々と花火が打ち上がり出した🎆
クリスマスの時も思いましたが、みんなどれだけの量の花火を買い込んでるんだろう(´・ω・`)?
どこで売ってるのかな?
ちっちゃい花火はリマのスーパーで見たことあるけど、ちゃんとした打ち上げ花火を売ってるところは見たことがないんだよね。
そう言えば、泊まっている宿ってガソリンスタンドも経営しているから今パーティをしている横ってガソリンスタンドなんだよね・・・
”花火、大丈夫なの???”
と思い、聞くと
”警察が見回りに来るよ!”
とのこと。
言った側から一台のパトカーが来て、こちら問題ないか確認して行った。
問題が起こった時はもうこの辺一帯は爆発してるだろう
こんな感じで、
ペルーの田舎で偶然出会った日系のご家族のおかげで楽しくローカルの年越しを経験することが出来ました^^
来年も1年無事に旅をできることを願っています。(来年の年越しはどこで過ごすんだろう?)
《今日ルート》