2019年1月8日:ペルー(ヤウリウイリ湖近く)
昨日の夜は寒かった。
まさか暑さに悩まされているペルーでダウンジャケットを着ないといけなくなるとは・・・
恐るべし、標高4000m。
朝起きて朝食の準備をしようとすると、ペットボトルの水が凍っていました(^◇^;)
野宿した場所の目の前にはヤウリウイリ湖という大きな湖が広がっています。
この辺りはいくつか湖があるんですが、この湖がこの辺で一番大きいようです。
標高3000m台と4000m台ではがらっと景色が変わります。
最近は4000m以上の場所を移動する時間が長いんですが、”地球の最果て”を走っているような感覚になります。
こんなところを一人で何日も過ごしていると、地球に一人しか存在していないみたいな孤独感がたまに湧いてくるんですが、それがまた心地良い(*ノω・*)テヘ
一人旅が長くなると厨二病を拗らせます
この辺りはアルパカが本当に多い。
昨日みたいに寒さが強い時は1匹お借りしたいな(笑)
自分の呼吸と風の音しかしない。(たまにアルパカの鳴き声)
アルパカが多いからか道路脇に”動物に注意”の看板がありましたw
広い大地に放牧してるけど、一応管理はしてるのかな?
遠くに1人だけ人の影が見えた気がするので、この辺のアルパカは誰かに飼われているのかと思う。
こうやって道路を渡るアルパカ先生が結構いるので誰もいないと思って油断していると事故ってしまいます(^◇^;)
今日最初の大きなアップダウンに入りました。
下った先に小さく集落が見えるので、そこで昼食をとりながら休憩しようと思います。
ただ、遠くに見えてから一向に辿り着かないんですがね😅
結局、視認できてから集落まで30分以上かかりました・・・
集落にあったレストランへ🍽
今日もCaldo de Gallina
炭水化物とタンパク質のバランスが摂れてて自転車旅の食事としてはGood!
お店の子供たち。
少しシャイな子もいたけど、基本的に人懐っこくて明るい子たちだった^^
会計や配膳などお店の手伝いもしていて頑張っていました。
食後は一緒にバレーで軽い運動。
と言っても標高4000m越えの場所でのバレーはかなりキツかった^^;
集落を出るとまた長い登りが待っています。
食後の運動としては負荷が大きすぎるぞ( ̄◇ ̄;)
30分以上漕いでやっと急な登りが終わり、緩やかな傾斜になってくれました。
ここからまた暫くは何も無い世界を走っていきます。
数時間走った後、今日2つ目の集落へ到着。
ここはクスコへ行く道と他の小さな集落への道が交差している場所のようで車で移動する方が休憩に立ち寄ったりするようです。
まだ体力的に余裕があるので、ここは立ち寄らずに先へ進んで行きます。
クスコまでまだ400キロ以上もある現実が辛く、見なかったことにして行きます^^;
集落を過ぎた後、今日2回目の大きなアップダウンへ。
一気に下の集落まで下り、その後はまた登り返すようです(´Д`ι)
折角登ったのんだから下ってもう一度登らせるとか止めて欲しい。
しかも下りは下りで傾斜もコーナーも急なためブレーキをコーナーの度に全力でかける必要があるのでとても疲れます。
結局、登りも下りも疲れるんですよね。平地が欲しい!
下り切って集落に入ったんですが、ここは今までの集落と少し違って人がずっと住んでいるというよりは、アルパカの放牧や農作業の時に一定期間だけ滞在するために作られたようです。
人の気配も全く無いのでこのまま先へ。
急な登りが待ち構えており、1時間以上この急な登りと格闘することになりました💦
登り切った所で少し落ち着くのかと思っていたら、
また、急な登りが始まり必死に漕いで行きます。
今日は急な登りを2度あり、足の筋力が限界になりそう。
先に見えるコーナーを毎回目標にし、”あのコーナーまでは頑張る”と何度も自分を鼓舞していきます。
それでも、さすがに限界が見えてきたころ集落の看板と建物が見えたことで精神的に救われましたε=( ̄o ̄;A)フゥ
体力的には救われてませんが笑
なんとか集落まで到着し、レストランで食事をします。
夕食もCaldo de Gallina
もう体力的に限界なので集落を出たところか集落内のどこかでテントを張ろうと思い、一応、集落の公園でテントを張っても問題なさそうかお店のおばちゃんに聞いてみたら、このお店は宿も経営しているらしく宿に泊まることに。
車で移動するローカルの人用なので値段も安かったですし、昨日みたいな寒さに困ることもないのでラッキーでした^^
《今日のルート》