【428日目】ペルー自転車旅15日目:クスコ前、最後の難関へ

2019年1月12日:ペルー(Curahuasi)

部屋に大きな鏡があったので出発前に自撮りw

昨日、宿を即決で決めたのは良いんですが、部屋のフロアだけは交渉すべきだったと後悔…

部屋に自転車と荷物を運ぶように言われるんだけど、割り当てられた部屋が3F ^^;

何往復もして必死運びましたよw

そして、出発の準備のために今度は下まで降ろします。

出発前に既に疲労が・・・

昨日の後半はずっと下っていたんですが、今日は最初から登りが続きます。

徐々に険しい渓谷の中に入って行きます。

見える山々のスケールが常にデカい!

毎日この景色を見て慣れたせいか、旅の後に日本の山々を登ってもイマイチ心に響かないんですよね(^◇^;)

渓谷の下の方まで一気に下って行きます。

折角必死に登って標高を稼いだのに下され、どうせまた登らされる無情さよ^^;

川が近づいてきたので、もう少し下ったら下りは終わりかな?

昨日の雨のせいか土砂崩れが数カ所行っていました。

道路全面まではいかないけど、1車線分を土砂が埋めていたりするので車は注意しないと危なそうでした。

一番下まで下りきって、ここから少しだけ平地。

遂にクスコまで100キロを切りました^^/

長かった〜

って言うのはどうでもよくて、

警察が何故か停まっていたので別に疾しいことは無いけど何故か警戒して止まってしまいました(笑)

通り過ぎる時に少しお話しをしたんですが、どうやらこの辺りを通る車に土砂崩れの注意をしていただけでした。

”警察を見ると何故か警戒してしまう”

これって長い旅をしている旅人あるあるかな?

少し先に行ったところでレストラン兼宿があったので、昼休憩。

ちょうど正午をまわった頃だったので、他にも昼食を食べに寄っている方達が大勢いらっしゃいました。

自転車をお店の前に置かせてもらい、昼食を食べます。

メニューを見た時はCHIFAかなっと思ったら、ここは今までのCHIFAと全然違っていました。

具材はCHIFAと同じなんだけど味づけがもっとイタリアンよりで、今まで食べたものより断然美味しかったです!

これをリマとかクスコで出したら人気店になるんじゃないかな?と思います。

食後のデザートも忘れずに頂きます。

昼食後からはまた終わりなき登り坂が始まりました。

途中、教会があったのでもうここで野宿しても良いかと思いましたが、この後も登りが長いので明日のためにまだ先へ行くことにします。

(ナスカ以降、たまに道の横に教会を見ることがあるんですが、これはモスクみたいに移動中にお祈りによるためにあるのかな?)

登るにつれ斜度が徐々に急になっていく中、小さな町に入ってきました。

町の中の坂が急なせいか、道はずっと九十九折りになっています。

こんな急なところに町を作らんでも(^^;;

一応、この登りがクスコ前に4000mを越えるのは最後なので、ここを登り切ればあとは少し楽になるはずです!

ただ、今日中に登り切ることは難しいので明日が楽になるよう少しでも登っておきたい。

町の中に小さな商店があったので少し水分や食料を補給します。

お店のおばちゃんにこの辺に宿が無いか聞いたんですが、残念ながらなさそう…

テントを張るにも完全に隠れれそうな場所が無いんですよね。

仕方ないのでテントが張れそうな場所(誰もいなさそうな場所)まで登っていくことにします。

町を出ても、たまに家があったりして隠れれそうな場所が全然見つからない…

そうこうしている内に陽が沈みそうな時間になってきました。

そして、標高が上がったせいか空の雲行きも怪しく雨が降ってきそうな雰囲気があります。

もうこれ以上先に進んでも無理だと思い、次に見えた家にお願いして敷地にテントを張らせてもらおうと決意しました。

少し進むと小さな集落に入りました。

もうどこかの家にお願いすることは心に決まっているので、どの家にお願いするか家の雰囲気等から決断します。

ここは長年の旅で培った”勘”が活かされる瞬間です(笑)

軽く数件見てみて(そもそも数件しかない)、家の敷地が一番広かった家にテントを張らせてもらえないかお願いしに行きました。

簡単にOKを頂き、風避けと少しでも雨に濡れる範囲を減らせそうな倉庫の横にテントを張らせて頂きました👍

そして、テントを設営し終えたと同時に雨が降り出してきたので、タイミングとしてラッキーでした(o´Å`)=з

暫くして雨が落ち着いた後は、テントを張らせて頂いているご家族と少し遊ばせてもらいました^^

敷地内で飼っている家畜を守るために何匹か犬も飼っているんですが、その犬が部外者の僕を怪しく思い常に纏わりついてきます。。。

犬に絡まれて困っていると子供達が助けてくれる。

これを何回もループしているうちに子供達とも徐々に馴染んで行きましたw

過酷なところで暮らしているこの子達は同年代の日本の子供達より逞しく感じました。

とは言っても、まだまだ子供なので子供らしい一面もちゃんとあるし、お姉ちゃんが妹の髪を編んであげたり、身だしなみを色々と整えてあげたりと、姉妹同士仲良くしている光景は微笑ましかったです。

記念に皆で記念写真♫

うーん、、、

それにしても、我ながら自分のローカル感がハンパない気がする(・∀・;)

だいぶ見た目もペルーに染まってきたなw

《今日のルート》

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