2018年10月1日:イラン(ナーイーン〜エスファハーン郊外)
昨日はちょっと高め(約2000円)のホテルに宿泊しました。
高いだけあり内装がとても綺麗だったのでチェックアウトするが惜しく、まったりしてしまって中々出発できないw
1Fの奥にある階段を登ると
2Fはベッドルーム
中庭も広くて綺麗です
自転車なんて乗らずに1日まったりしたいなぁ
後ろ髪を思いっきり引かれながら出発します
結局、チェックアウトしたのは11時でした
エスファハーンまであと約140キロ、今日明日には着けるかな?
街を出るといつもの見慣れた景色が広がります
遠くに家が見えます。
こんな周りに何も無いところに人が住んでいるのかな?
今日もアップダウンと風に苦しみながら進みます。
上り坂で向かい風という相乗効果で時速は5〜7キロでしか進まない・・・
途中、トラックの運ちゃんが乗っていくかと声をかけてきました。
しかし、ちょっと怪しいので断った。
いきなり顔を触ってきたり胸を触ってきたりと行動が怪しかった・・・
(以前、イラン入国2日目に泊めて頂いた家でのゲイのトラウマもある)ので断りました。
大きめの登り坂の終点近くに休憩できる場所があったのでお菓子を食べながら休憩。
休んでいると1台の大きなトラックが止まり、乗っていた2人の男性親子もこちらに来て一緒に休憩。
「エスファハーンまで一緒に乗って行く?」と声をかけてくれたんですが、明日には着けそうなので自分で最後は頑張りたいと思いお断りさせて頂いた。(今更ですが、乗っておけば良かったなぁと思います)
それならと、トラックのタンクに入っている冷えた水やフルーツ、イスラム教のお守りを頂いた。
とても良い感じの親子でしたので一緒に行っても楽しそうだったのに、自転車乗りとしての全く意味の無いプライドが出てしまったのかな・・・
休憩後もキツイ坂を幾つか越えるとやっと長い下りに入りました。
周りは山ばかり・・・
そりゃ、登りが多くなるわな
イランに入って以降、初めての長い下りなので調子に乗って思いっきりペダルを回します。
もしかしたら今日中にエスファハーンに着ける可能性が出て来ました!
暫くスピードMAXで進んでいると街が見えて来ました。
テンション上がってるので少し街中に入って見ようと思います。
幹線道路沿いは少し新し目の家が建っていたんですが、一本中に入ると昔の街並みが広がっていました。
街中を少しぶらついたんですが、迷路みたいになっていて迷子になりそうなので途中で断念します。
そこから、漕ぎ続けます。
エスファハーン着けるかもという淡い期待を胸に・・・
そして、
日は落ち、完全に真っ暗になりエスファハーンまであと20キロくらい?のところで力尽きました。
大変なのはエスファハーンにかなり近づいたため、道沿いに住居が絶えない。
そのため、野宿出来そうな場所が全然見つかりません。
しかも、宿も全く無い・・・
街が近づくと野宿できそうな場所が少なくなるので中途半端に大きな街に近づくのは良く無いと、教訓になりました。
真っ暗な中、ゆっくり進みつづけ道路脇に公園があったのでそこで野宿することにします。
夕食を急いで作ってすぐに寝ます。
一応、住宅街にある公園なんですが、人が来る前に早く起きておけば大丈夫かな?
<今日のルート>