【496日目】宝石の道3日目、砂漠の中にあるホテルへ

2019年3月22日:ボリビア(宝石の道)

昨晩は寒て1〜2時間おきに目が覚めた。目が覚めた時に外を少し確認していたんですが、満月がとても綺麗に輝いていた。本来なら写真を撮りたいとこですが寒さと疲労に負けてしまい、そんな綺麗な景色も僕の記憶の中だけに留めることになりました。

砂漠での満月の景色はとても綺麗なのでこれはご自分で見に行って欲しいです。

目が覚めた後も寒くて中々外に出ることが出来ず、結局8時半くらいまでテント内でグダグダしてから出発の準備に取り掛かる。

出発したのは10時頃になっていました(^◇^;)

アタカマ砂漠では昼過ぎから寒くなるので15時、16時くらいまでしか行動出来ないので本当はこんなに遅い時間に出発なんてあり得ないんですが、今日は本来昨日到着予定の場所まで行ければ良いと思っていたので、ゆっくりした出発となりました。

ここから目的地まで10〜15キロくらいなので、恐らく3時間くらいあれば着くと思われる。

最初は昨日断念した深い砂のエリアを自転車を押して抜けていく。

1時間ほど押して行くと、今度は急な登りさっきまでの深い砂とは違い両サイドに岩が広がる狭い道になった。

重い自転車を押しているので体力的には辛いんですが、インディー・ジョーンズの映画で出てきそうな雰囲気で気分は高揚していたw

そんな道を進んでいると、地面に流れる水が凍っているところがちらほら。夜中に気温がマイナス以下になることが分かる(-。-;

途中から少し自転車に乗れる道の状態だったので、久しぶりに自転車に乗ることが出来ました。

ほんの少しの間だけだったけど、自転車で旅をしていることを改めて思い出しますw

最近は只々重い荷物を運んでるだけだったので・・・

今日の目的地は砂漠の中にあるホテル。

本来1泊1万円以上するんですが、自転車乗りなど砂漠を越えようとする旅人はご飯は寝床、シャワーなどを無料で提供してくれます。

なんて旅人に優しいホテルなんだろうか!

ということで、今日はそんな砂漠の中にあるホテルを目指しています。

ホテルまでの道は有って無いようなもの。

なんですが、砂漠の中に道標がw

道標のまま進むと急な登り坂になり、必死に自転車を押し進む。

坂を登り切ったあと、少し自転車に乗れる場所があったので記念写真。

折角、壮大な景色のなかを自転車で走っている(押している)ので少しくらい自分の写真を撮りたいんですよね!

ついに目的のホテルが見えてきた!!!

なんとかホテルに到着し、受付に行き自転車で旅をしていることを伝えるとスタッフのおっちゃん(マリオ)が

使って良いホテル内のシャワーやトイレを説明してくれ、泊まって良い離れにある小屋を案内してくれた。

荷物を小屋に置いた後、有り難くシャワーを使わせて頂いた。

数日間の砂漠での汚れを落とすことができ、とてもスッキリすることができた。

シャワーってすごい!

そして自分自身の汚れにも驚きましたw

扉が開いている小屋に泊めてもらいました。 左の扉はトイレ

シャワーの後、マリオがランチとして弁当箱とパンを持ってきてくれました!

夕ご飯や朝ごはんを頂くことがある話は聞いていたんですが、僕の到着した時間が早かったからかランチまで頂いてしまった。

色々頂いてばかりでは申し訳ないので受付でコーラやお菓子を購入させて頂いた。

20時頃にマリオが再度夕食を持ってきてくれた。

何も知らない旅人にこんなに親切にして頂いて本当に有難い。

時間を持て余していたので、ホテルのスタッフと雑談をしたり、

ホテルの周りを少し散策したりして過ごしました。

こうやって眺めるとアップダウンが緩そうに見えるけど、実際に行くと急坂だったり坂が長いんですよね。。。

明日、あの道を行かなければいけないと思うと少し億劫になります(⌒-⌒; )

《今日のルート》

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