【476日目】ウユニ塩湖まであと少し!

2019年3月2日:ボリビア(サンディエゴ・デ・ウアリ)

昨日は真っ暗な中、人目を避けれる場所を探して何とか見つけた橋の下で野宿でした。

目の前の川の対岸の奥に行ったところで若者達が数台の車で騒いでいたのが見えていて少し不安でしたが何事もなくてホッとしました。

野宿した場所から道路に戻り、出発です。

明日にはウユニ塩湖に辿り着ける距離なので、朝から気持ちが昂っています^^

楽しみにしている場所へ行く時は大体到着した瞬間より、その少し前くらいの時の方が一番気持ちが上がっているんですよね。到着した時の方が落ち着いていることが今までも多かったですw

もう見慣れた景色のなか進んで行きます。

暫くすると、分岐点に到着。

赤丸のところがこの分岐点。

普通はウユニ村へ行くので”UYUNI”を指している方向である道(このまま直進)へ進むんですが、僕はウユニ塩湖を北側から縦断したいと思っていたので、敢えて右折して”QUILLACAS”を指す方へ向かいます。

事前の情報だと、右折した先の道は未舗装路と聞いていたんですが、すでに道路は舗装されていました。

舗装路は走りやすいので嬉しいんですが、未舗装路の方が冒険感が増して好きです^^

右折以降、強い向かい風になるとともに道が登り基調になりさっきまでと比べて明らかに進むペースが落ちてしまった。

途中の小さな集落。

この辺りからアルパカをよく見かけるようになった。

徐々に急になる登り坂を一旦登り切ったところで小さな町に入った。

時刻が丁度12時を周ったところだったので、この町で昼食タイム。

町の中心エリア、おそらく乗合バスなどの発着に使う場所に地元のお母さん達が露店を出していたのでここで一服。

こういった店はメニューなんてほぼ無いので言葉が分からなくても良いので楽です^^

肉とじゃがいもを炒めた物とお米の代わりに蕎麦の実かな?

味はシンプルなので美味しいとは言えないんですが、この先ちゃんとした食事を摂れるか保証が無いので胃袋にぶっ込んでいきます。

町を出る際にはさっき頑張って登った高さを一気に降る。

降るなら登らせるなと言いたい・・・

少し平地が続くんですが、ここからまた急な坂が続き体力が一気に削られる(^◇^;)

持っている飲み物もどんどん消費してしまい、今後の走行にちょっと焦りも出てきます。

途中の坂を登ったところから、さっきの町が見えた。(右下)

当分何も無いだろうと思って進んでいたら、小さな集落があった。

この集落のサッカーコートはアルパカに占領されていたw

集落を出る時に少し気になる看板があった。

看板には”CRATER”と書かれていたんだけど、何だろう?と思いつつスルーした。

集落を出て少ししたところでその答えが分かりました!

看板に書かれてた”CRATER”はそのままクレーターのことでした。(当たり前ですが)

どうやらこの辺りは昔隕石が幾つか落下していて、その時に出来た大きなクレーターがを見ることができます。

クレーターを見るために展望台も用意されていました。

クレーターのあるエリアを抜けると景色がより壮大なものになった。

そして、道の側も変わりウユニ塩湖が直ぐ側なんだと実感します。

塩や砂の中に一本の道が通っていて、その上を走るのは本当に気持ちが高揚します。

道からフラミンゴも多く見かけます。

本当に見飽きるくらいいますw

道にガードレールがあるところがあったので少し休憩。

ちょっと困ったのはこんな感じの道と周囲なので野宿する際に隠れれる場所が無い・・・

そのため、この先にある町まで意地でも辿り着く必要が出て来ました(-。-;

日が沈み出した頃、サリーナス・デ・ガルシ=メンドサという町の入り口に辿り着いた。

ただ、何故か検問がある。

完全に真っ暗になる前に町に入りたいんですが・・・

どうやらボリビア全体の祭りの時期ということと、この道が麻薬の輸送ルートだと言うことで検問が行われているようです。

検問ですったもんだはありましが、なんとか通してもらい町へ着くことができました。

ただ、もう辺りは真っ暗。

町の中心エリアに宿があったんですが、スタッフの方が居らずチェックイン出来ず、

どうしようかと困っていたら、町の人が色々声をかけてくれた。

スタッフに電話をかけてくれた人もしましたが、スタッフが戻るまで1時間以上かかるようでした^^;

他に宿があるか探そうかと思っていたら、近くにいた少年が”家が宿だから案内する”と名乗り出てくれました!

少年に付いて町の奥へ行くと少し坂があり、登ったところに少年の家(宿)があった。

少年がお父さんに説明をしてくれ、チェックインは早々に完了。

その後、お父さんはお茶やお菓子を用意してれくて疲れている僕を見て色々と気を使ってくれて、とてもホスピタリティーに溢れていました。

空腹だったので、頂いた揚げパンが体にしみた。

宿で少し休憩したあと、町へ物資の補給と夕食へ。

小さな町なので飲食店が少なく見つけるのに困りました^^;

まぁ見つけてしまえば選択肢が無いので店選びに迷わないというメリットもありますが。

後々分かったんですが、

最近は標高が4000mに近いところをずっと走っていたようです。

どうりで疲れ易いし疲れが回復し難くかったんだと思います。

明日はいよいよウユニ塩湖へ!

とりあえず、今日は旅に出て一番テンションが上がっている夜なのは間違いないです。

遠足前夜の小学生的な気持ちですかね。

明日が楽しみで仕方ないです^^/

《今日のルート》

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